ブランド
アルマーニが初めてジーンズを発表したファッションショーの話です。ジーンズの歴史と価値を勉強し、ジーンズのあるべき姿を熟成するまで考えて、守るべき本質を守りながら、つくった新しいジーンズをどう伝えるか?それを考えぬいたからこそできたショーで…
今日は気分転換に、すべらない話です。大阪商人の話を書いていて思い出しました。昔、行っていた行きつけの美容院の話です。とにかく変わった美容院でした。商売は記憶に残ってなんぼ。ブランドは個性。
会社が生み出す利益とは何か?利益とは会社にとって空気みたいなもの。そして、利益とは差から生まれる。これからは人そのものが差をうみだす源泉になる。
この前、レクサスの高級フロアマットをつくっている工場に行きました。ほとんど機械でつくってると思いきや、ほとんどが手仕事です。AIの時代は人の手仕事が価値を今以上にうむようになると思います。
息子が大学受験のとき、太宰府天満宮にお参りにいきました。地元の販売店さんのおかげで神主さんのお話を聞くことができました。そこで聞いたお話は太宰府天満宮がどうやって学問の神様として、たくさんの人がお参りするようになったのか?それはまるで地域…
無印良品。ぼくの大好きな仲間ビジネスです。レクサスを担当していたものから見て、大企業の中から生まれ、カリスマ的な創業者がいないのにここまで価値観が統一されたブランドをつくられたことも、本当にすごいと思います。
おもてなしとならぶレクサスの強みは究極の品質。究極の品質とは、たんに静かとか故障しないというだけではない。乗る人のことを思い最後のひと手間をおしまない姿勢で可能となる品質。それは日常の生活のささいなやさしさと同じです。
レクサスが大事にする価値観に、人間中心という考え方があります。技術を人を中心に考えて使うという考え方です。それは今まで書いてきた茶道のおもてなしのような技術です。
ラグジュアリーはムダだなぁと思います。必要な機能のことだけを考えたら、ムダだらけ。でも、ムダはムダでも人があこがれるムダです。どんなムダに人はあこがれるのでしょう?
高級ブランドには興味はない。ラグジュアリービジネスも初めての経験でした。それでまた勉強です。それでわかったことです。そうして、昔のお金持ちは礼服を着て、今のお金持ちはジーンズ姿なのか?
レクサスの中にあるもう一つの日本。それは二律双生。相反するものを両立させること。その最大の例が日本語の漢字とかな。複数の文字を使って、いろんな国の言葉を表します。ハイブリッドはエンジンとモーターをいいとこどり。とても日本的な技術だと思いま…
レクサスは日本人が作ったから唯一無二になるという話を書きました。レクサスの中には日本があります。その一つがレクサスのデザインです。そこには日本独特の間の感性があります。
昨年ネッツ店誕生20周年を機に当時のメンバーで声をかけたら約7割の人が集まりました。当時の仕事をもちよった李、CMを見たり、そのころの熱量のすごさに驚きました。高級ブランドは、こんな熱量を世代を超えて注ぎ続けている。だから、強いブランドはそ…
ブランドとは言い換えれば唯一無二なもの。では、唯一無二になるにはどうしたらいいのか。唯一無二には誰でもなれる。その気になれば。
とことんやるとはシンプルに生きること。でも、シンプルに生きるのは難しい。みんな赤ちゃんで生まれた時はシンプルに生きているのに、大きくなるにつれ難しくなる。それは、人も会社も同じこと。だから、それをつらぬけば強いブランドができる。そう思いま…
ブランドにかかわる仕事も初めてでした。ブランドとは何で、どうやったらできるのか?本を読むと難しいことがずいぶんいろいろと書いてありますが、結局、ブランドって人の名前だなと思います。
はじめての仕事をする時にすることがあります。勉強です。本を10冊くらい読む、それに人に会って話を聞くようにしています。そうやってわかった商品企画、ブランド、ラグジュアリーに共通する最も大事なことは?それに気づいた時、今までの自分の限界にも気…