大企業
昔から端っこが好きです。道の端っこを歩く。教室にすわるなら端っこの席。過去、新しいビジネスをつくった人や世の中を変えた人も端っこの人。なぜか?端っこについて考えてみました。
ベンチャーと大企業との新事業への取り組み方の違いを書いてきましたが、コンビニはその違いがとてもよくわかると思います。何が違うのか?しかも、どちらも成功しているところが面白く、勉強になります。
ベンチャー企業ではなく、トヨタの話です。それも創業の時ではなく、大企業になってからの話。初の本格海外工場、ケンタッキー工場立ち上げの話です。グローバル企業トヨタが産まれた瞬間だと思います。
新事業立ち上げは失敗続きでしたが、大企業との連携で成功したものもあります。つながる自動車保険です。なぜうまくいったのか?
ベンチャー企業の創業者の方は本当によく働かれます。24時間仕事のことを考えて、常に何かにチャレンジされています。それはなぜか?夢?仕事が好きだから?答えは違いました。
なぜ、名古屋の中小ベンチャー企業が、サッカーのスーパースター、ロナウドをCMキャラクターとして契約できたのか?そこには大企業が忘れたものがありました。
ベンチャーは持ってないからゼロベースで考えてすぐ実行する。大企業は持っているものでどうするかを構想を立ててから、実行に移す。そして、失敗する。それはなぜか?
担当していた部署に来ていたさまざまな会社の出向メンバーに教えてもらった、トヨタのいいところ悪いところ。やっぱり大企業、知らず識らずのうちに上から目線や内向き文化になっていることを教えてくれました。それは、いつも当たり前にしていることでした。
ベンチャーの方はいつもお客様のことを考えて、事業のアイデアを形にしていきます。だから、考えれば考えるほど、アイデアは生々しくなっていく。お客様視点の仕事は何だか手ざわりが違います。
新車販売に付随する事業の強化、新事業の企画立ち上げを担当することになりました。立ち上げた新事業で今も続いているのはひとつだけ。何が続いているのか?続かなかったわけは?