キムライフ

もらったものは次の人に渡す。トヨタでの出会い・経験、大好きな本や音楽などからもらったものがどこかの誰かにわたり、もし役に立てればうれしいです。

右肩上がりの成長ができなくなったとき、夢はあるか?

バブル崩壊で、日本の自動車市場は下がる一方でした。そして、今後もシェアリングエコノミーの進展により、さらに減ることが予想されています。
 
右肩上がりの成長ができなくなったとき、人が追い求めるビジネスの夢は何になるのか?
 
バブル崩壊失われた10年と言われていた2000年頃、ずいぶん考えました。でも、わかりません。そこで、ものぐさ精神分析という本を書いた岸田教授という方に質問しに行きました。
 
ものぐさ精神分析という本には、人間の本能はこわれていて、人は幻想の中に生きているという考え方が書かれています。
 
当時、その考え方にすごく納得して、影響も受けていたので、その本を書いた先生ならどう答えるか聞いてみたくなったんです。
 
岸田教授は、こう答えました。
 
君は、大企業という幻に生きているね〜右肩上がりの成長がなければ夢がないなんて誰が決めたんだ?
 
そもそも経済成長というのは産業革命から始まっている。日本の場合、江戸時代までは経済成長はゼロだ。君は江戸時代の人たちに夢はなかったというのかね。

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なるほど〜
めちゃくちゃ納得してしまいました。  
 
たしかに例えば、レストランの場合、店を大きくするより、毎日、美味しい料理をつくって、その街の人が喜んでくれることをやりがいにする街の美味しい洋食屋さんがある一方で、マクドナルドみたいに世界中に拡がるのを夢にしている洋食屋さんもある。
 
二つの夢に優劣はない。右肩上がりの成長がなかったって、夢を描くことはぜんぜんできる。そう思いました。
 
では、クルマを販売する仕事のやりがいって何なんだろう?
 
今度は、クルマの販売スタッフに聞きました。
 
答えは、お客様の笑顔でした。
 
厳しい仕事だけど、お客様が喜んでくれて、笑顔でありがとうって言ってもらう時が一番うれしい。多くのスタッフの方がそう答えられました。
 
そうかぁ〜成長しなくなった時に共有すべき夢、ウィンウィンになれる夢はお客様の笑顔なんだなと思いました。
 
自動車産業に限らず、人口減少で、これからますます日本経済は成長が難しくなります。
 
そんな日本、そして、そこに生きる日本人の夢って、たくさん笑ったり、にっこり笑ったり、世の中の笑顔を増やすことなんじゃないか?そう思いました。
 
人の数が減ったって、笑顔の量なら右肩上がり(^^)
 
ちょっと楽観的かもしれませんが、そう思います。
 
必ず何か学べることはある
学んだことは次の人にわたす
Everything is beautiful, nothing hurt