キムライフ・キムライブ

もらったものは次の人に渡す。日常での気づき、過去のトヨタでの出会い・経験、大好きな本や音楽などからもらったものがどこかの誰かにわたり、もし役に立てればうれしいです。

「後輩が先輩をバカと思う会社は強くなる」いいリーダーは追い抜きたいと思われ、追い抜かれて喜ぶ。

尊敬する役員が言った言葉です。
 
役員会議に提案する企画の事前説明に行きました。年間の販売戦略の企画で企画書は数ページありました。
 
室長とぼくと入社したばかりのメンバーの3人で行きました。役員は資料をザッと見て、こう言います。
 
「おまえらの考えてることはだいたい想像つくから、説明は聞かない。その新人が書いた資料はどれだ?それだけ説明してくれ」
 
で、説明すると、いきなり新人にこう聞きました。
 
「鈴木くん。(新人の名前です)鈴木くんは
 
木村や室長のことをバカだと思っただろ」
 

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新人がボカンとしてると、こう続けました。
 
「どうせこの資料を作ったとき、木村にたくさん直されただろ。その時、おかしいと思ったことがぜったいあったはずだ。
 
自分は担当の時、係長がバカだと思った。係長になったら課長がバカ。課長になったら部長がバカ。年上の人たちだから、尊敬はしてたけど、バカだとも思っていて、いつか追い越してやる。そう思ってがんばった。
 
君も先輩のことをバカだと思って頑張れ。そうやって新しく入ってくる人が先輩を追い抜き続けたら、10年後、この会社はもっと強くなる」
 
そう言って、事前説明の時間は終わり。一切内容に対するコメントはなし。
 
かっこいいなぁと思いました。
 
若い人が年上の人を追い抜いて、世の中は進歩する。
 
思えば、自分は父親にすごく反抗して、中学2年から高校卒業するまで口もききませんでした。父親の権威に反抗して、それを追い越そうとしていたのかもしれません。
 
嫌われるのを嫌がって物分りが良すぎると若い人は追い抜きたいとは思わない。厳しすぎるとやる気をなくしてしまって、追い抜こうとは思えない。
 
難しいけど、難しいから、
 
自分より若い人が追い抜きたいと思われるような人、追い抜かれて喜ぶような人が、いいリーダーなんだと思います。
 
必ず学べることはある
学んだことは次の人にわたす
Everything is beautiful, nothing hurt