キムライフ

もらったものは次の人に渡す。トヨタでの出会い・経験、大好きな本や音楽などからもらったものがどこかの誰かにわたり、もし役に立てればうれしいです。

トヨタの問題解決で人生を語ってみる。ステップ3 目標を決める

なぜステップ3が目標を決めるなのか?目標はあるべき姿を決めた時に決まってるんじゃないのか?
 
そう思う人もいるかもしれません。
 
実はこのテキスト、グロービスという教育企業と相談しながら作ったのですが、担当してくれていた方は、なぜ、目標を決めるのがステップ3なのかが最後までわからなかった。でも、それがわかった時、それがトヨタの問題解決の肝だと思ったと言われました。
 
その理由はこうです。
 
あるべき姿を決めて、現実とのギャップを問題としてハッキリさせる。
そして、その問題を小さな一つ一つの問題にブレークダウンする。
 
次に、小さな問題を解決したときに、どれくらいギャップがなくなるのかを考える。
もし、一つの小さな問題を解決しただけでは足らなければ、達成するために、解決すべき小さな問題を付け加えていきます。
 
結果、目標は、何をいつまでに、どれだけ改善するのかがとても明確な目標になります。
 
あるべき姿は単なる希望や夢ではなくて、実践的な目標に変わります。だから、頑張ることができる。
 
三浦雄一郎さんの講演を聞いたことがあります。
 
三浦さんは65歳のとき、深刻なメタボでお医者さんに余命3年と言われたそうです。そこで、メタボを治すために、70歳でエベレストに登頂することを目標にして、やるべきことを決め、地道な努力を積み重ねていかれます。
 
まず、痩せなければいけません。食事療法で体重を目標まで落とします。
筋力をつけなければいけません。足に重りをつけて、毎日決められた距離を歩きます。そのほか、エベレストを登頂できる力と現状の自分の力とのギャップをなくすためのトレーニングを重ね、見事登頂に成功されました。
 
ところが、その時は残念ながら曇っていたそうで、晴れた時にもう一度山頂に立ちたいと思い、三浦さんは80歳の時、もう一度エベレスト登頂に成功されます。
 
二回めの時は、心臓病になったり、スキーで腰の骨を骨折するなどの事件もありましたが、それを克服して、見事成功。
 
できない理由を並べるより、できることを重ねる。あきらめずに頑張る。できなければ方法を変えてみる。
 
努力は面白おかしく。
 
心配や恐怖に打ち勝つには、原因をはっきりさせ、手を打つこと。原因がわからないときは動かないこと。
 
生きるか死ぬかの場面はどっちでもいいという心境になること。素直になれれば生き残れる。
 
素晴らしい講演でしたが、その講演を三浦さんはこう締めくくりになりました。
 
「目標をもつと、人生は変わる」
 

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必ず学べることはある
学んだことは次の人にわたす
Everything is beautiful, nothing hurt