キムライフ・キムライブ

もらったものは次の人に渡す。日常での気づき、過去のトヨタでの出会い・経験、大好きな本や音楽などからもらったものがどこかの誰かにわたり、もし役に立てればうれしいです。

英語の大失敗。ユーアーマスターベーション!

本当に英語では苦労しました。言葉を正確に聞き取れない。なんと言えばいいか言葉がうかばない。それに、前に書いたように、社内観光客をしていたので、会社では無口でした。そんななか、英語での失敗もありました。
 
その1 それはマスターベーションじゃないか!
 
赴任して最初の1年、ほとんど会議で発言をしていませんでした。
 
でも、その日は、トヨタ本社とのテレビ会議。ヨーロッパを管理する担当部署の担当者が、ああだこうだと偉そうなことをいってきます。なかには、自分たちもできないようなことを、やるのは当然、やれないのは能力がないからだと言わんばかり。
 
いつもは無口な僕も、その時は本当に腹が立って、本社の担当者に自分たちもできないことを偉そうに言ってやらせるなんて、ただの自己満足じゃないか!そう言いたくて、思わず英語でこう言いました。
 
You are masturbation!
 
これが大失敗。
 
会議に出席していたヨーロッパの人たちがびっくりして僕を見ます。女の人は、何てこというの!って感じで目をまん丸にして驚いています。
 

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いったい何がまずいんだろう?そう思っていたら、隣にいたメンバーが耳元で教えてくれました。
 
Mr. Kimura, masturbation is just masturbation, only sexual meaning.
木村さん、マスターベーションは、やらしい言葉の意味しかないよ。
 
そりゃ、おばさんが目をまん丸くするはずです。しかも、文法もおかしい。あなたはマスターベーションって言ってる。
 
とにかく、外国ではマスターベーションは禁句。要注意です。
 
その2 注文するときのアンド
 
レストランやお店でいくつか注文するとき、日本語では、〜と〜とって注文します。〜とは英語ではアンドなので、日本人は〜and〜andというふうにオーダーする人が多いと思います。
 
ところが、そうやってオーダーしているとたいていお店の人がちょっとイライラしだして、不機嫌になるのです。
 
そのことが不思議で仕方なかったのですが、ある日気づいたんです。
 
andは、「最後に」という意味だということを。
 
英語ではオーダーするとき、例えば、トースト、エッグ、ベーコン、アンド コーヒーというように、〜. 〜. and〜と、オーダーするものを続けて言って、最後の一つの前にアンドをつけます。つまり、このアンドは「最後に」という意味なわけです。
 
だから、日本人がトースト、アンド、エッグ、アンド、ベーコン、アンド、コーヒーって注文しているとき、相手には、トーストと最後に、たまご…と最後に、ベーコン…と最後に、コーヒーって聞こえてるわけで、そりゃイライラするのは当たり前。いったいいつ最後になんね!って思って聞いてるわけです。
 
このことに気づくのに、ヨーロッパに住んで2年かかりました。誰もそんなこと教えてくれませんから。これを学校でも、英会話教室でも教えないのもおかしいと思いますが、みなさんもご注意を。
 
必ず学べることはある
学んだことは次の人にわたす
Everything is beautiful, nothing hurt