夏の旅行は、海で遊びたい。でも、せっかくのヨーロッパだから世界遺産も見たい。
1日目 〜3日目 バルセロナ
バルセロナといえばガウディ。
カサミラ、サクラダファミリア、グエル公園といった代表的な彼の建物をみることができます。、
スケールでいえばサクラダファミリアです。
まだ建設中であることでも有名です。実は、このときは2回目でした。1回目は、以前部下に寂しかったと泣かれた話を書きましたがその時です。約7年振りでしたが、確かにかなり工事は進んでいました。
日本人は何年もかけて建てているのを聞くとビックリしますが、ヨーロッパの会社の部下には、自分の家を建てながら住んでいるメンバーがいました。そこに一度遊びに行ったことがありますが、二階は完成、一階はまだ途中でした。ヨーロッパの人たちにとって、時間をかけて何かを建てるというのは案外当たり前なんだなぁ〜と感じました。
日本とヨーロッパでは、何が時間に対する感覚が違うように思います。
僕が一番好きなガウディの建造物はグエル公園です。
海をコンセプトにつくられた公園には海面をイメージした大きなテラスがあって、そのテラスの下も公園なのですが、テラスの下は海中です。そこからテラスの裏側、天井をながめると、そこには海中から見える泳いでいるタコとかヒトデのタイル絵を見ることができます。それが何ともかわいい。
また、回廊の壁と柱は波をかたどっていて、そのセンスやユーモアで、とても楽しい気分になります。
ガウディの建物は、生き物や自然をモチーフにしているものが多いですが、それがもっとも楽しく表現されているのがグエル公園です。
夜はフラメンコ。
ホテルのコンシェルジュにオススメを予約してもらいました。めちゃくちゃカッコいいフラメンコ。
昔、新婚旅行でマドリードに行き、フラメンコに行ったのですが、その時は代理店のパック旅行で行きました。
パック旅行の場合、どうしても団体対応ができることが優先されるので、少し大きめの会場になってしまいますが、
今回はとてもこじんまりしていて、すぐ近くで踊りとギター演奏が楽しめ、臨場感が大違い。ダンサーもギタリストもめちゃくちゃカッコよくて、とても感動しました。
3日目はモンセラー山へ。
変わった形の山で、山を切り抜いてつくられた修道院があります。
4日目〜9日目 マヨルカ島
島の玄関口となる港にあるパルマ大聖堂はとても立派な聖堂です。
島にはショパンが滞在していた家があったり、大きな鍾乳洞があったり、
そして何より、海がとてもきれいです。
地中海は内陸の海で、沖縄のようなサンゴ礁ではありません。そういうと、瀬戸内海とか、日本の海を想像しますが、実際はとても透きとおったきれい海です。
地中海沿岸には工場がありません。ヨーロッパというところは、開発する地域と自然を残す場所がはっきり分けられています。
個を尊重する文化でありながら、社会のデザインはちゃんとしている。日本は個より集団に重きをおくのに、社会のデザインがあまりない。なんだか不思議です。
スペインは食事が美味しいのも魅力の一つ。
パエリアが有名ですが、海に面しているから、海産物が豊富で、ヨーロッパの料理のなかで、味付けが一番日本人好みだと思います。しかも、安い。
今回はヨーロッパに住んでいた時の旅行なので、長期間の旅行でしたが、バルセロナは
モンセラーをやめて2泊、マヨルカ島は海と聖堂観光で3泊あれば楽しめると思います。
必ず学べることはある
学んだことは次の人にわたす
Everything is beautiful, nothing hurt