キムライフ・キムライブ

もらったものは次の人に渡す。日常での気づき、過去のトヨタでの出会い・経験、大好きな本や音楽などからもらったものがどこかの誰かにわたり、もし役に立てればうれしいです。

欧州のなんでだろう〜?なぜ、ヨーロッパの人たちは記念撮影をしないのか?日本人と欧州人の楽しみ方の違い

ヨーロッパの人たちは遊び上手だと思います。
 
天気の良い暖かい日などは、たくさんの人が散歩したり、カフェのテラスでエスプレッソやビールを飲みながら、おしゃべりをして時間を楽しんでいます。
 
ホームパーティに呼ばれていくと、これが長い。
 
まずはカクテルをチーズやクッキーをつまみに飲みます。これが約1時間。それが終わるとディナーとなります。このディナーがデザートまでいれると約3時間から4時間。それからさらに、食後のお酒。これを飲みながらおしゃべりして、結局6時ぐらいから翌朝の1時2時ぐらいまでパーティは延々と続きます。
 
その間、テレビを見ることもなく、ただただ食べて飲みながらおしゃべりを楽しむ。
 
ただ食べておしゃべりを楽しむというのが日本人にはなかなかできません。カラオケ、ゲームなど、何かをしたくなる。
 
夕食はお腹を一杯にするためで、お腹が一杯になったら夕食は終わって、違うことをしたくなる。つまり、
 
何事も目的を達することを楽しむのが日本人です。何事も時間を楽しむのがヨーロッパの人。
 
この時間を楽しむ文化と目的を達する文化の違いはいろんなところに見つけることができます。
 
例えば、旅行先での行動。
 
ヨーロッパの人は記念撮影をしないのです。

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日本人は名所の前などいたるところで写真をとります。それは、そこに行ったという事実の証明です。
 
この記念撮影、実は日本人とかアジアの人が一番激しい。ところが、ヨーロッパの人はほとんど記念撮影をしません。
 
ヨーロッパの人たちにとっては、そこに行ったという目的よりはそこで時間を楽しむ、経験をつむということが楽しみなので、記念に撮影するなどということは必要ないのだと思います。
 
ヨーロッパの人たちがヨーロッパに住んでいて、過去に来たことがあるとか、またいつでも来れると思うから写真をとらないんじゃないか?という人もいると思います。
 
でも、ちがうんです。うちの息子のフランス人の友達の家族が日本に遊びにきたことがあります。
 
その時、京都に行って、ちょうど桜の季節だったので、有名な円山公園の枝垂桜を見に行きました。ちょうど満開。夜桜の照明も素晴らしい。ぼくは、
 
「この桜は日本で最も有名な桜の一つなんだよ」と教えてあげ、そのフランス人の家族は喜んでいましたが、まったく写真を撮ろうとしませんでした。
 

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その時のしだれ桜。フランス人は撮らなかったけど、自分は撮影(笑)
 
一方の日本人は、目的地に行くことが大事だから、記念撮影は絶対やらないと気がすみません。
 
旅行の日程も大変過密で、目的地にいって30分、写真撮って、みやげ物買って、次の目的地に効率的に回って、できるだけたくさんの目的地を行こうとします。その場その場の時間を楽しむ余裕はまるでありません。
 
あるいは、レストランのオーダーと精算。
 
ヨーロッパでは、レストランに入って席についてから、ウェイターが来るまでが長い。なかなか来ません。
 
こっちは食べにきたのだから早く注文して食べたい、お店も早く注文をとってお料理を出した方が回転が速く儲かるはずなのに、やる気あるのか?と思ってしまいます。
 
精算も日本なら自分からレジに行って払ってさっさと帰るのに対し、こちらは席についてウェイターを呼んで、精算するのを席で待ちます。
 
これがウェイターを呼ぶのに一苦労、意外と精算するのに時間がかかります。日本人としてはいらいらする。
 
ところが、こちらの人たちは食事を単に食べるためにしてるというよりは、その時間を楽しんでいるので、席につきながら話していることもまた楽しみの1つ。だから、精算に時間がかかることは全く気にならないように見えます。
 
この時間を楽しむ文化は生きていくうえで、より正しい生き方ではないか、少なくともその方がストレスが少なくて楽しい生き方なんだろうなぁ〜。
 
ヨーロッパの人たちを見ているとそう感じます。
 
必ず学べることはある
学んだことは次の人にわたす
Everything is beautiful, nothing hurt