キムライフ

もらったものは次の人に渡す。トヨタでの出会い・経験、大好きな本や音楽などからもらったものがどこかの誰かにわたり、もし役に立てればうれしいです。

端っこが好き。覚悟を決めた端っこは世の中を変える。

昔から、端っこが好きです。らしくないというのも好きです。
 

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逆に、らしくなろうとしている人を見ると、ちょっと恥ずかしいというか、かっこ悪いなぁ〜と思います。
 
例えば、ラーメン屋さん。
 
黒いTシャツに白手ぬぐいを頭に巻いて、腕を組む。
 

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そういうスタイルをする人がとても多いけれど、あれなんか見ると、ほんとにカッコ悪いと思ってしまいます。
 
らしくしようとするとは、人と同じことをしよう、世の中が思ってるのにあわせようとすること。
 
何だか個性がなく、無難な感じ。しかも何かとらわれて不自由な感じまでしてしまって、好きになれないんだろうと思います。
 
それに比べて、端っこというポジションは素敵です。
 
端っこだから、その集団から離れているわけではない。
 
だから、その集団の力を利用することもできる。それでいて、何をやっても、失敗してもつぶれる心配がない。
 
端っこは、外に接しているから、情報がたくさん入る。
 
だから、新しいことにたくさん出会えて楽しい。道を歩くとき、道の真ん中を歩くより、端っこを歩く方が、道端に咲くちっちゃな花に気づけたり、学校の教室でも端っこの窓際にすわれば、外の景色を見ることができます。
 
端っこは、まん中から遠く、目が行き届かない。だから、自由。
 
思えば、新しい技術の商品化や世の中を変えるような動きは端っこから起きることが多いと思います、
 
トランジスタラジオを開発したソニーは当時はアメリカから見れば、極東の小さな電機メーカー。
 
液晶技術もシャープで細々と窓際族の人が研究していた技術。
 
パソコンを生んだアップルはサンフランシスコのベンチャー企業
 
明治維新を成し遂げた薩摩や長州は日本の端っこ。
 
アメリカの公民権運動はアメリカ南部の田舎町から始まりました。
 
例をあげたらきりがありません。
 
自分が担当した新車販売に伴う周辺領域で新事業を企画する部署は、新車の開発、製造、販売のメインプロセスから見れば端っこでした。
 
それでいて、コネクテッド、つながる技術を使った事業の企画が求められていて、先端技術に関わる部署でもありました。部のメンバーには、
 
われわれは辺境にして先端。過去辺境から歴史を変えた人たちのように新しいビジネスをつくろう!
 
と元気づけてやってました。
 
このブログで紹介した大企業が成功した新事業も端っこの取り組みです。
 
つながる自動車保険も本業に比べると売上はとても小さい端っこですし、トヨタのケンタッキー工場の生産台数は全体の1割にもみたない量。セブンイレブンの売り上げもイトーヨーカドーに比べるとないのも同然でした。
 
でも、大企業では失敗するのをこわがってチャレンジしない人が多い。
 
僕にしてみれば、会社がつぶれてしまった父を見ているので、それを考えると何をこわがっているのか?会社がつぶれるどころか、クビになることすらないわけですから。
 
自分は少なくともこわがらず色々やりました。でも、ほとんどうまくいきませんでした。今ふりかえって、このブログを書いてきてその理由の一つがわかった気がします。それは、
 
覚悟が足らない。
 
やるからには絶対成功させるという覚悟、人と摩擦を起こして、一時的に嫌われても取り組む覚悟、本当にビジネスや世の中を変えてみせるという覚悟、うまく行かなかったら24時間働いてでもなんとかしようとする覚悟。
 
元気に遊ぶ端っこにはなったけど、覚悟を決めた端っこにはなれなかった。そう思います。
 
必ず学べることはある
学んだことは次の人にわたす
Everything is beautiful, nothing hurt