キムライフ・キムライブ

もらったものは次の人に渡す。日常での気づき、過去のトヨタでの出会い・経験、大好きな本や音楽などからもらったものがどこかの誰かにわたり、もし役に立てればうれしいです。

仕組みとやる気でクルマは売れる。

完璧なマーケティングができれば、セールスはいらなくなる
 
と言ったのは、ドラッカーです。
 
トヨタ店営業部の部長になって、たくさんの自動車販売店をまわりました。当たり前ですが、
 
車をたくさん売るお店とそうでないお店があります。
 
そこでわかったことは、
 
仕組みづくりだけではクルマは売れない。クルマが売れないお店の社員は当たり前ですが元気がない
 
ということでした。販売店の人を幸せにするのが君の仕事だと言われて、やりがいを見つけた自分にとって、これは大きな疑問となりました。
 
人がクルマを買い換えるサイクルは平均で7年をこえています。
 
売店のスタッフの仕事はそんな頻度の商品を買ってもらうための活動ですから、効率が悪い。それは当たり前といえば当たり前です。
 
それでも、その仕事はデータをもっと活用して、活動のムダを徹底的にはぶき、お客様のことをとことん考えて仕事ができるようにすれば、効率は上げることができる。
 
その仕組みをつくることが現場の幸せにつながる。その考えはかわりません。
 
ただ、仕組みをつくるだけではクルマは売れない。
 
社内のコンテストだとか、大きなイベントで盛り上がるとか、成績のフォローをきめ細かくするとか、そういう
 
人のやる気をつくる仕組み、マネジメントがないとクルマは売れない。
 
クルマに例えれば、仕組みはエンジン。エンジンを動かすにはガソリンがいるように、仕組みを動かすには人の気持ちがいる。
 
高性能のエンジンをつくっても、ガソリンがなければ動かない。古いエンジンでも、たくさんのガソリンがあれば、クルマは走る。
 

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クルマを売るための活動をしっかりやるかどうかは人の気持ちに大きく左右されます。
 
最高の仕組みとやる気をつくるマネジメントがあわさって、クルマは売れていく。その仕組みのなかで人が育って、どんどん強くなっていく
 
そして最後は、すごい力になり、奇跡のようなことだっておこる。それが以前書いたケンタッキー工場でおきたことだと思います。
ただ、販売スタッフの仕事は、外回りが多く、自由な分、やる気をつくるのがむずかしいと思います。そのような現場で働く人のやる気はどうやってつくればいいのか?
 
この続きはまた明日。
 
必ず何か学べることはある
学んだことは次の人にわたす
Everything is beautiful. nothing hurt