中高生時代にもらった大切なもの、それは音楽と一生の友だちです。
音楽との出会いは中2の音楽の授業です。
当時、レコード一枚2500円。おこづかいで毎月一枚レコードを買うのが楽しみでした。
そうなると、いいステレオで聴きたくなります。それで、毎日お昼ご飯代として500円もらっていたので、お昼は100円の菓子パンで我慢してお金を貯め始めました。
そうしたら、クラスの誰かが先生に密告、すごくしかられ、親に連絡されてしまいました。お金を貯められなくなったので、ステレオも買えないと落ち込んでいたのですが、結局それがキッカケで、親はステレオを買ってくれました。
高校2年生のとき、バンドのヴォーカルをやらないかと誘われました。
今もなぜあのとき誘われたのかわかりませんが、バンドをするようになって、ますます音楽が好きになりました。
その時のバンド仲間は一生の友だちになりました。
今でも毎年、お盆と年末に会っています。気がついたら40年以上の付き合いになりました。親の次に長く付き合う仲間です。
その時出会った音楽と友だちは人生の支えになっています。
音楽の歌詞やミュージシャンの生き方は僕のあこがれをなりました。
ジョンレノンのイマジンの歌詞に感動しました。Living for today は自分の価値観のベースになりました。つらいときは、Everything gonna be all rightと歌うボブマーリーのノーウーマン・ノークライにはげまされました。
毎年、あっている友だちはそれぞれがんばって生きています。だから、いい毎日をおくっていないと、その友だちに明るい顔で会えません。
友たちと明るい顔で会いたい、そんな思いが、毎日がんばる支えになっています。
以前、人には3つの居場所が必要だという話を書きました。音楽とこの時の友達は、僕にとって二つ目の居場所です。そんな居場所に出会えて、本当に良かったと思います。
必ず学べることはある
学んだことは次の人にわたす
Everything is beautiful, nothing hurt