最近、わけのわからないニュースが増えました。子供の誘拐や殺害、親の乳児幼児虐待、ほんとに気持ちが暗くなります。
昔から人には、皆が信じるものがありました。
その昔は神様、その後、国家、科学、高度経済成長時代の日本は企業、その一つ一つが力を失い、万能ではなくなりました。
もちろん、それぞれまだ信じている人はいますが、昔のようにみんなが信じているということはなくなったように思います。
そして、最近ではついに、親子の愛情さえほころびを見せ、当たり前のことではなくなり始めているのではないか?
そんな時代、人は何を信じればいいのでしょう?
そう考えた時、
今は、仲間を信じる、仲間の時代なのではないか、そう思いました。
万能なものがないのであれば、同じ志をもった仲間同志、お互いを信じ、お互いが共有する夢や志を信じていく、そういう仲間の時代です。
大ヒット漫画「ワンピース」は、海賊王になると信じる少年ルフィーに仲間が集まり、ルフィーは全力で仲間を守りながら、皆で夢を追い続けるというストーリー。
大人気のAKB48も、仲間で夢を追いかける姿をリアルタイムに共有する新しい形のアイドルです。
優秀な企業の共通点の一つは、経営者の方が強くて正しい信念を貫くこと、それに諦めずに挑戦し続けることではないか
と優秀な車両販売店さんをみて思います。
ある販売店さんのトップは、
経営とは道化になることです。
とおっしゃいました。なかなか、ビジネス書を読んでも、こんなことは書いてありませんが、言い得て妙だと思いました。
その方は、
普通の人が信じられないようなビジョンや目標をかかげ続けることを、少し照れもあって、道化になることだと言われた
のだと思います。
正しいことを論理的にいくら話しても動かなかった社員が、夢を語り続け、一番になろう、ライバルに勝とうと言い続けているうちに動くようになったそうです。
何を信じればいいのかわからなくなりつつある時代だからこそ、経営者がみんなが信じられるようになるまで、夢を示して本気で挑戦し続ける
そんな意志の強い、自ら行動するリーダーが昔以上に求められているように思います。
それは、古くて新しい経営の型です。
必ず学べることはある
学んだことは次の人にわたす
Everything is beautiful, nothing hurt