キムライフ

もらったものは次の人に渡す。トヨタでの出会い・経験、大好きな本や音楽などからもらったものがどこかの誰かにわたり、もし役に立てればうれしいです。

ラグジュアリーとは解放である。

ラグジュアリービジネスも初めての経験でした。しかも、あまり高級ブランドには興味がありませんでした。
 
でも、それを企画する仕事をすることになったわけですから、
 
ラグジュアリーとは何かを理解して、好きになる必要がありました。
 
これもまた勉強です。それでわかったこと。
 
そもそもラグジュアリービジネスは、産業革命以降に始まりました。
 
それ以前はラグジュアリーな生活は貴族にしかできませんでした。日本でいう宮内庁御用達です。
 
それが産業革命が起こり、資本主義が生まれ、資本家というお金持ちが生まれると、お金持ち達は、お金でそれまで貴族にしか買えなかったモノを手に入れ、貴族にしかできなかったような生活を送るようになりました。
 
血筋がなくてもお金と実力さえあれば、貴族と同じ生活を送れるようになった訳です。
 
そういう意味では、
 
ラグジュアリービジネスとは、身分社会がなくなり、人々が解放され、自由に生き、その成果次第でどんな生活を送ることができるようになった象徴です。
 

f:id:y314t923:20190610063823j:plain


生まれ育ちに関係なく、人は誰でも努力して成功を掴み、豊かになることができる、それを夢見て、目標にして、毎日を頑張ることができる。そう思うと、

 
ラグジュアリービジネスとは、人々の夢をつくり、頑張れば報われる社会をつくるビジネス
 
とも言えます。
 
そして最近、そのラグジュアリーが、モノからコト、体験へと変わってきたと言われています。
 
色々と理由はあると思いますが、その一つは貴族の生活がもう人々の憧れではなくなったからだと思います。
 
技術経済が進歩したおかげで、今の貧しい人の生活は、あのマリーアントワネットよりも豊かです。
 
テレビやエアコン、冷蔵庫などの電化製品に囲まれ、一年中好きなものを食べることができ、車で遠いところに自由に行くことができる。
 
昔の貴族の生活はもはや誰にでも手に入る時代になりました。
 
だから、今のお金持ちは、貴族のような生活ではなく、自ら憧れの生活をクリエイトしなければいけない。
 
生活をクリエイトすることを自由に制限なく楽しむということが、ラグジュアリーな体験を楽しむということになったように思います。
 
身分社会の解放の象徴だったラグジュアリービジネスは、人の価値観を解放する象徴になろうとしているのかもしれません。
 
ティージョブズタートルネックジーンズをはいたり、ザッカーバーグがいつもTシャツ姿なのは、彼ら新しいお金持ちが価値観を解放している証のような気がします。
 
だとすると、今、
 
ラグジュアリービジネスは、これからの人の価値観をもっと自由に拡げて、楽しくするキッカケをつくるビジネスに変わろうとしている
 
そんなふうに言えるかもしれません。
 
必ず学べることはある
学んだことは次の人にわたす
Everything is beautiful, nothing hurt