キムライフ・キムライブ

もらったものは次の人に渡す。日常での気づき、過去のトヨタでの出会い・経験、大好きな本や音楽などからもらったものがどこかの誰かにわたり、もし役に立てればうれしいです。

迷ったらいばらの道を進む

変わるのか、変わらないのか?
 
人はいつも迷います。迷ったときどちらを選ぶべきか?
 
若い人向けオーダースーツで近年躍進著しいSADAの佐田社長にお話をお聞きしたことがあります。
 

f:id:y314t923:20190620080407j:plain

 
SADAは若い人のオーダースーツのイメージ、「高い。難しい。標準体型ではないお年寄りの服」というネガティヴイメージを払拭し、1着約2万円で高品質のオーダースーツを提供されています。
 
今でこそ、オーダースーツ業界の最大手、伸び率も一番のSADAですが、佐田社長の人生は波乱万丈、幾つもの修羅場を乗り越えてこられました。
 
SADAは創業93年、オーダースーツメーカーとしては老舗、おじいさんが当時、生地仕入業からメーカーへと進出されたそうです。
 
それがお父さんの代、バブル崩壊で一番の得意先であった百貨店が軒並み倒産、売上が半減、お父さんに頼まれて、戻った時には時すでにおそし、ものすごい努力で一旦は黒字化に成功するものの、借金返済まではいたらず、結局会社を清算、他の人にゆずり、自分は会社を離れられます。
 
ところが、ゆずったはずの会社がリーマンショック東日本大震災でさらに経営が悪化、むかし、会社を何とか黒字化した時の仲間から是非とたのまれ、額面で会社の株を今度はゆずり受けて、代表として復帰されました。
 
周囲からは大反対されたそうですが、仲間にこわれたことを男気に感じての決断だったそうです。
 
それからは、とにかくがむしゃらに取り組まれます。メーカーがお店におろすのではなく小売をすることは、当然テイラーや百貨店など納入先から大ブーイングだったそうです。それを、今、オーダースーツを買ってない若い人をターゲットにするからお店には影響はないと熱心に説いて納得してもらったそうです。
 
ビジネス成功の秘訣は、出足と手数とPDCA。一発大勝負に出るのではなく、リスクも考え、とにかく小さなトライandエラーを繰り返すこと。そうやって、今の勝ちパターンをきずかれたそうです。
 
やはり、新しいことに挑戦するために最も大事なことはトライandエラーだと改めて思いました。
 
メディア戦略にも力をいれられています。と言っても、お金がありませんから、スーツを自ら着て、マラソンに出たり、スキージャンプをやったり、登山したり、体当たりで話題づくり。
 
メディアがいそうなセミナーには必ず参加、名刺を配りまくったそうです。そのバイタリティには驚きです。
 
そして、人生成功の秘訣は、おじいさんから教えてもらったこと。
 
「迷った時はいばらの道を進め」
 
人はだらしないから、迷ってる時は苦しい方が正解とわかっているのに、らくしたくて迷うんだ。
 
もし、らくしないと決めたら自ずと結論は決まっている。
 
そう教えられ、そのことを今まで実践されてきたそうです。すごいなぁと思うとともに、
 
人は誰でもじつは何が一番自分がしたいのか、やるべきなのかを知っているんだと思います。
 
必ず学べることはある
学んだことは次の人にわたす
Everything is beautiful, nothing hurt