キムライフ・キムライブ

もらったものは次の人に渡す。日常での気づき、過去のトヨタでの出会い・経験、大好きな本や音楽などからもらったものがどこかの誰かにわたり、もし役に立てればうれしいです。

変わることをあきらめた時

昨年の夏休みはヨーロッパに旅行に行きました。実は、その頃、長年つとめたトヨタをはなれるかもしれないということがわかっていました。
 
長く働いた会社ですから、そこからはなれることは少なからず悩むというか、これからの人生について考えこむことになりました。そんな時に行ったあるホテルとレストランの話です。
 
そのホテルは昔からある立派なホテルだったんですが、温水のシャワーが出なかったり、テレビのリモコンが壊れてたり、昔は一流だったんだろうなぁ〜でもなぁ〜って感じのホテルでした。
 
そして、そのホテルのフロントに予約してもらったオススメのレストラン。
 
これがまた古くからあるレストランで昔は繁盛していた感じなのですが、入ってみると閑散としている。料理も雑でおいしくありません。
 
スタッフの方々は、ていねいで、まじめなんです。悪い感じはしないのですが、なんか少し活気がない。
 

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で、その時思ったんです。
 
そのホテルもレストランもどちらも昔はにぎわわっていたけど、どこかで変わることをあきらめちゃったんじゃないかなぁと。
 
まわりに新しいお店ができた時、核になって頑張っていた人がいなくなった時、人のにぎわいのある場所が少し移った時、なんとかしようと思って頑張ったけどなかなか成果が出なかった時、いろんな時がかさなって、最後に変わることをあきらめちゃったんじゃないかなと思いました。
 
そして、こうも思いました。
 
変わることをやめることは変わらないことではなくて、マイナスに変わりはじめることなんだなと。
 
物事は常に変わり続けているわけですから、変わることをやめると取り残される。
 
変わらずイキイキするためにもエネルギーがいる。よりよく変わるためにはもっとエネルギーがいる。
 
うちにはうちのやり方があるなんていう頑固さも、じつはエネルギーを出せないことのいいわけのような気がします。
 
人にたとえれば、それが老いるということなんでしょう。
 
年はとっても老いたくはない。年は若くても老いてる人もいる。
 
どうせ生きるなら、老いることなくイキイキと生きたいものです。
 
その次の日、ネットで調べて自分で予約して行った小さなレストランは、気の合う若い人たちが集まって始めた感じのレストランで、活気と笑顔にあふれ、とても美味しくて、お客さんも満員で楽しそう。とてもいいお店でした。
 
会社もブランドも職場も、そして、人もこんな風に、
 
いつまでもイキイキと、日々新たに、あきらめることなく、ありたいものだと思います。
 
必ず学べることはある
学んだことは次の人にわたす
Everything is beautiful, nothing hurt