キムライフ・キムライブ

もらったものは次の人に渡す。日常での気づき、過去のトヨタでの出会い・経験、大好きな本や音楽などからもらったものがどこかの誰かにわたり、もし役に立てればうれしいです。

ネット社会は営業の何を変えるのか?

営業として、勇気と信頼で、新たな需要やビジネスを開拓する。それがこれからの営業に求められること。そう書きました。では、
 
これからどうやって何を開拓すればいいのか?そのときの武器は何になるのか?
 
昔の営業による開拓の方法を戦争にたとえると、こんなふうになると思います。
 
攻略する地域に爆撃機でじゅうたん爆撃をする。そこに陸軍が突入して、その地域を征服する。
 
これが営業の場合、テレビCMや新聞広告で商品の宣伝をじゅうたん爆撃のようにする。そのあと、販売スタッフがお客さまに総アタックをかける。
 
昔は情報を発信する方法がテレビ、ラジオ、新聞、雑誌くらいしかありませんでした。だから、発信できる量はかぎられていた。
 
そのかぎられた情報と接して、人は何かを好きになります。結果、みんな同じものが好きになる。ちょっと古いですが、「巨人、大鵬、玉子焼き」です。
 
売るものがこんなふうにかぎられていたので、販売スタッフは同じものをたくさんの人にオススメすることができます。だから、総アタックがかけられる。それがもっとも効率的な方法となります。
 
しかし、ネット社会になって、劇的に変わりました。
 

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誰でも簡単に情報を発信できる、しかも、その頻度と量に制限がありません。人はネット上にあふれる情報から、自分の気になる情報を見つけて、好きなだけ接することができる。結果、
 
人によって好きなものがいろいろになり、かつ、熱狂的に好きになるようになりました。
 
それがよくわかるのが、スポーツや音楽の世界です。
 
昔、プロ野球といえば、巨人が圧倒的な人気をほこり、他の球団の試合を観るファンはとてもまばらでしたが、今は、どの球団の試合もファンがたくさんはいっています。
 
音楽の世界では、100万枚をこえるヒットというのはなくなりました。でも、さほど知られていないミュージシャンがドームを満杯にしています。
 
今は、ネットによって、
 
できるだけたくさんの人に好きになってもらうのではなく、かぎられた人にたくさん好きになってもらう時代になった
 
のだと思います。
 
そんな時代、営業は何をどうやってオススメすればいいのか?
 
それは人にあわせて、たくさんの情報を発信する、そのために、今までのように人が営業で情報を提供するだけでなく、ネットによってたくさんの情報を発信する。そして、接点をつくっていく。
 
そうやって、ネットと人でたくさん接するなかで、その人の好みをつかみ、さらに好きになってもらえるように、昔書いたようなおもてなしができるおつきあいをつむいでいく。
 
そんなふうにして、
 
人とネットの両方をつかって、いかに人との絆を深くしていけるか?
 
その深い絆から、新しい需要を開拓できるか?
 
開拓して、お客様の生活をさらに豊かにして、お客様の信頼を高めていけるか?
 
これからはその勝負になる。
 
たとえば、Amazonはそれをネット上だけで極めつづけて圧倒的に強くなりました。また、アフターデジタルという本を読みましたが、今、もっともネットが進んでいると言われている中国での勝負を読むことができ、とても参考になります。
 
アフターデジタル オフラインのない時代に生き残る

アフターデジタル オフラインのない時代に生き残る

 

 

そういう意味では、
 
まさしく営業で差がつく時代がくる
 
と思います。
 
必ず学べることはある
学んだことは次の人にわたす
Everything is beautiful, nothing hurt