キムライフ・キムライブ

もらったものは次の人に渡す。日常での気づき、過去のトヨタでの出会い・経験、大好きな本や音楽などからもらったものがどこかの誰かにわたり、もし役に立てればうれしいです。

カー用品通販事業 運命のわかれ道 最8話 本当の運命の分かれ道 責任感と志のちがい

事業が終わるまでの選択をふりかえってきて気づいたことがあります。それは、
 
責任感はあったが志はなかったということ。
 
新事業をたちあげるという責任感はありました。真剣にも取り組みました。
でも、事業の志はなかった。
 
自分のクルマを自分の部屋のようにコーディネートする。
 
新しいクルマの楽しみ方をつくりたい。そういう強い気持ちはあっても、事業の志としては決定的に欠けているものがある。
 
それは事業としてどれだけ成功したいのかという具体的な目標、野心です。
 
それがまったくなかった。事業計画はありました。いろんなデータからシミュレーションした計画です。それはシミュレーションであって志がとよべるようなものではなかった。
 
日本一のカー用品通販になるとか、
 
カーライフのあらゆるニーズに応える最大のネットインフラになるとか、あるいは、
 
町の小さな中華料理屋さんみたいに、日本一でなくてもいいけど、日本に〇〇万人のカーコーディネート市場をつくるとか。
 
それがなかったから、売上が足らなかった時の次の手が思い浮かばなかった。シミュレーションどおりにいかなかったなぁでとまってしまった。
 
日本一のカー用品通販になるときめていたら、躊躇なく楽天やアマゾンに出店していたでしょう。ターゲットを販売店のお客様に限らず軽自動車のお客様に拡げていたでしょう。
 
カーコーディネート市場をつくるときめていたら、カーコーディネートイベントをやるとか、雑誌やネットでコミュニティづくりを進めるとか、通販以外の打ち手をドンドンうっていたでしょう。
 
矢沢永吉さんの成り上がりという本があります。
 
新装版 矢沢永吉激論集 成りあがり How to be BIG (角川文庫)

新装版 矢沢永吉激論集 成りあがり How to be BIG (角川文庫)

 

 

矢沢永吉さんは、人気が出たとき暴走族やヤンキーのアイドルといったイメージがあtたのですが、読んでみたら、これがとても面白かった。
 
矢沢さんはキャロルというバンドで人気者になります。でも、人気者になってから、矢沢永吉さんと残りのメンバーとの距離ができていきます。
 
矢沢永吉さんにはスーパースターになるという志があったが、ほかのメンバーにはなかった。ほかのメンバーには、人気者になりたいという気持ちしかなかった。
 

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スーパースターになりたい矢沢永吉さんは遊ばない、お金貯める、計画をたてる、練習する。なぜなら、今の成功は成功ではないから。
 
ほかのメンバーは、テレビに出て、レコードだして、ファンにチヤホヤされて、それで十分。だから、遊ぶ。
 
遊ばない人と遊ぶ人。距離ははなれていきます。そして、バンドは解散。矢沢永吉は成り上がり、ビッグになりました。
 
本当の運命のわかれ道
 
責任感はあったが志はなかったこと
 
事業と仕事はちがうのに、仕事みたいにとりくんでしまったこと。
 
必ず学べることはある
学んだことは次の人にわたす
Everything is beautiful, nothing hurt