ネット社会が浸透してきて、自分なんかは本や生活用品の買い物はほとんどAmazonで買うようになりました。
電話をかけるなんてレストランの予約をとるときくらい。
ホリエモンさんは電話をしてくるやつとは仕事をしないそうです。
なぜなら、電話は自分のリズムをくずすから。
今どうしても話さないといけないことならわかるが、そうでないならメールで連絡すべきだとホリエモンさんは言います。
メールなら自分のすきま時間を使って、自分の都合で効率よくチェックすることができる。電話は自分がやってることを中断しないといけない。全部電話だったら、時間もすごくかかる。電話する方はそこで伝わったことが確実だから安心するかもしれないがそれは自分勝手だというのが理由です。
自分は待つのがきらいで電話のコール音を聞きながら相手が出るのを待つのがあまり好きではありません。だから、CSのためコール二回以内でとることを会社では徹底していますが、通話中のときもあります。コールしても誰も出なかった時や、かけてもつながらなかったときは、ほんとにいやです。だから、電話はほとんどしません。
でも、今、修理工場さんをまわると電話が主役なんです。まだ。電話で部品を注文します。
たとえば、
「15年式のアクアのオイルフィルター持ってきて!」
そんなふうに注文の電話をします。電話をうけたら、
「ありがとうございます!次のトラック便にのせますね!」
なんて愛想よくおこたえします。
もし、電話をしてすぐ相手がでてくれれば、メールをするよりこんなやり取りですむ電話の方が簡単です。工場だと手が汚れてたりして、メールもしずらいかもしれません。しかも、そこにはメールにはない人と人とのふれあいが感じられます。メールなどによるオーダーシステムの開発をする人がいなかったという理由もあるかもしれません。
だから、電話からはなれられない人たちもまだまだいっぱいいる。これもまた現実。
世の中、これからバーチャルとリアルの境い目がなくなるとか、バーチャル、デジタルのコミュニケーションとリアルなコミュニケーションが逆転する言われています。
たしかにそうなっている人はいる。これからそういう人は増えていく。でも、そうなっていない人もまだたくさんいることを知りました。
ぜんぶメールでというホリエモンさんの考え方は効率第一主義。一刻も時間をムダにしたくない。そういう考え方。
でも、そんな効率ではないことに、案外人って心ひかれるところがあるし、バーチャルはなんだか信じられない人もいる。
ネットか電話か?リアルかバーチャルかという二者択一なのではなく、今はまだ使う人や用途によって、どっちもありというのが正解なのでしょう。問題はその割合に応じていかに仕組みをととのえるか?
いまだに電話が主役の世界がある。これも見つけた現場のリアリティ
必ず学べることはある
学んだことは次の人にわたす
Everything is beautiful, nothing hurt