キムライフ・キムライブ

もらったものは次の人に渡す。日常での気づき、過去のトヨタでの出会い・経験、大好きな本や音楽などからもらったものがどこかの誰かにわたり、もし役に立てればうれしいです。

ブログをはじめてからよく聞かれること 3.どうして始めようと思ったのですか?

そして、もう一つ聞かれること。
 
どうしてブログをはじめようと思ったのですか?
 

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これには、3つほど理由があります。

 
一つ目。あたえられることを好きになるのではなく、自分が本当に好きなことをとことんやってみたかった。
 
自分で運命はコントロールできません。だから、こうしたい、ああしたいと思って、それがかなわずに落ち込むくらいなら、運命にまかせて自分にふりかかったことを好きになろうと思って生きてきました。
 
それはそれで常に前向きでいられるので、そうしてきてよかったと思ってます。
 
でも、そうやって、
 
ふりかかってきたことを好きになることと、本当に自分で選んだ好きなこととは、すこしちがうということに、レクサスにいたときに気づきました。
 
そこには、本当にクルマが好きで会社に入って、クルマを開発してきた人がたくさんいました。その姿勢をみていて、自分とは少し違うな、
 
特に最後の情熱の入り方やあきらめない姿勢に違いがあるように感じました。そして、自分もそんなふうにやってみたくなりました。
 
そうなると、自分の場合はまず音楽ということになります。パソコンで音楽をつくるソフトや楽器は新しく買ったのですが、さすがに音楽はつくるのには時間が必要です。そこで、音楽と同じように何かをつくって表現することということでブログを書くことに決めました。
 
それが一つ目の理由です。
 
二つ目、トヨタをはなれても、トヨタでがんばる若いみんなに、自分の経験、とくに失敗したことを伝えたい。
 
自分がトヨタでできた経験は、かけがえのないものです。その経験をできたからこそ、 学べたことがあります。同じ経験をできなかった人には学べないことです。
 
そして、
 
世の中には成功した人の本はたくさんありますが、失敗した人の本って案外ないし、それがサラリーマンの失敗談となるとほとんどない。
 
特に100年に一度のチャレンジをするみんなに、そのチャレンジが自分と同じで過ちで失敗することはないように、少なくとも伝えることはしたい、そう思いました。
 
塩野七生さんのローマ人の物語という本にこんなことが書いてありました。
ローマ人の物語 (5) ユリウス・カエサル-ルビコン以後

ローマ人の物語 (5) ユリウス・カエサル-ルビコン以後

 

 

カエサルポンペイウス、ローマの二大巨頭の一騎打ちになった戦い。ポンペイウスは一度も負けたことはなかった。カエサルは二度つづけて負けたことはなかった。
 
どちらが勝ったか?勝ったのはカエサルでした。
 
強くなるには失敗と失敗から学ぶことが必要です。
 
それが二つ目。
 
三つ目は、自分の息子が就職したことです。
 
息子がこれから会社生活でさまざまな経験をつむにあたり、自分の経験を伝えることが何かの足しになるといいなと思って書いています。
 
ガンになって余命3年と宣告された写真家の幡野広志さんという方が書かれた本があります。「ぼくが子どものころ、ほしかった親になる」という本です。

 

ぼくが子どものころ、ほしかった親になる。

ぼくが子どものころ、ほしかった親になる。

 

 

幡野さんは自分が余命3年と知った時、2歳の息子に何を残したいかを考えて、それはお金ではなく言葉だと感じます。息子が成長していく上での、地図のような、コンパスのようなものを残してあげたい。最初は手紙を考えたらしいのですが、手紙は紛失することがあるので、ウェブで残そうとブログをはじめます。この本はそのブログをベースにしています。
 
本の内容も良かったのですが、こういう形で子供に言葉を残すっていいなと思いました。
 
以上がはじめようと思った理由です。そして、はじめてみると、やっぱりやってみてはじめてわかることもあるし、はじめてよかったなと思います。
 
必ず学べることはある
学んだことは次の人にわたす
Everything is beautiful, nothing hurt