ネット社会になって、ほんとうのことしか通用しない、興味をしめしてもらえない時代になったと書きました。
テレビや新聞などかぎられたメディアでしか情報を発信することができなかった時代はおわり、
誰だって情報を発信できる時代になりました。
このブログだってそうです。
ウェブができてから今まで、一時的なものを含めてつくられたページ数は60兆をこえるそうです。
そして、その情報をいいなと思った人がシェアして拡散します。
テレビと新聞しか主なメディアがなかったときには考えられない情報量です。
しかも、ウェブには時間とページ数の制約がありません。
今回の宮迫さん田村亮さんの2時間半の記者会見、吉本の岡本社長の5時間半の記者会見、いずれもテレビはすべてを放送することはできませんでした。それどころか会見の途中でCMがはいってしまい、ここで!と思うこともおおかった。
結局、ぼくはインターネットTVのアベマTVでみました。
限られた情報で消費者を動かせる時代はおわり、消費者が際限のない情報の洪水のなかから、自分で情報を選ぶ時代になったんだと思います。
そうなると、人それぞれ、もともとちがう人間がほんとうのことしか見ない聞かないとなると、自ずとそこそこ好きな人がたくさん集まるのではなく、ほんとうに好きな気があう人だけで集まるほうがいいということになる。
それにともないこれからのビジネスの勝ち方も変わりつつあると思います。
みんなが好きになるようないい品物をつくれば、みんなが買うというのが昔の勝ち方。
これからは、誰かがすごく好きな品物やサービスをつくって、売ったり買ったりする仲間をつくるという勝ち方になる。
ミュージシャンも昔に比べて、今はおおきな会場を満席にする人気ミュージシャンがたくさんいるようですが、ほとんど知らない人ばかりです。
昔のように若い人から大人までみんなが好きなヒット曲はほとんどなくなりました。ものまねタレントがものまねする人は今でも昔の人がおおい。テレビでほとんど放送しない球団の野球場にカープ女子があつまり、Jリーグのスタジアムが満員になっている。
こうした現象は、ネットがうんだ新しいビジネスのかたちだと思います。
今は仲間の時代だとむかし書きました。
みんなが神様を信じていた時代、王様を信じていた時代、科学を信じていた時代、企業を信じていた時代、多くの人が同じことを真実として信じることができる時代ではなくなりました。
今は同じものを信じる仲間が集まり、仲間を信じて生きる時代。
モノやサービスとそれにまつわる情報を通じて仲間をつくる。仲間の絆を強く、ひろげて、売上をあげていく。仲間をしあわせにする。
それがこれからのビジネス。
そんな仲間と自分もふれあいながら、自分自身も成長し、しあわせになる。
それがぼくがやってみたいこと。
必ず学べることはある
学んだことは次の人にわたす
Everything is beautiful, nothing hurt