クルマの流通をおもな仕事にしてきたので、クルマで何か仲間ビジネスをできないか?
それは販売台数が今後さらにへることが予想されるなかで、ひとつの新しい成長の糸口になるのではないかと思います。
でも、クルマに関連した仲間づくりはもっといろいろあるはずです。
今の仕事は部品用品を販売供給する仕事ですから、それに関連した仲間ビジネスを考えてみると、いろいろ思いつきます。
たとえば、ミニバンをお持ちの子育てママの仲間ビジネス。
ブログかメールマガジンで子育てママのクルマあるあるを発信。仲間候補を育てます。
上手なクルマの使い方、ドライブで子供をつれていきたいおすすめスポット、ミニバンを運転するときの安全運転のコツなど発信できることはいろいろあります。
そして、販売店に時々集まってもらって、出会いの場をつくる。お互いの顔を知って仲間になってもらう。
そこで、用品などで使いやすくした自分のクルマの室内を見せ合いっこしたり、大勢の子供を乗せてドロドロになった室内の掃除の仕方をセミナーで教えてあげたり、
そのついでに、カー用品や子育て便利グッズを販売する。お客様との絆をふかめる。
クルマにスポットをあてるのではなく、クルマをつかった生活にスポットをあてれば、いろんな仲間をつくることはできると思います。
赤ちゃんの生まれたばかりの新米ママ仲間
子供が大きくなって2人暮らしになった熟年夫婦仲間
オートキャンプ仲間
介護の肉親をかかえる介護仲間
エコドライブに熱心な環境意識の高い仲間
全員一律にクルマや整備を軸に広告をしたり活動をするだけでなく、仲間のなかの情報交換のなかで、つきあいが深まり、ビジネスがうまれるかたちをつくる。
実はブログを発信しはじめたきっかけはその練習でもありました。
レクサスにいたとき、この仲間ビジネスのやり方でスノーピークみたいにブランドを高めたり、好きになってもらったりできないかを考えました。
そのためのブログを試しに書きはじめたところ、広告代理店の方になかなかおもしろいから、どんな反応になるかまずは公開してみたら?とアドバイスをいただきました。
過去にキムライフに書いたレクサスの記事は、そのとき書いていたものを手直ししたものです。
実際書いてみて、つづけてみて、ブログを読んでいただいてる方が少しずつふえていくなかで、こうしたコミュニケーションによる仲間づくりの可能性とむずかしさ両方を感じています。
今は仲間の時代。仲間がいるかどうかは生きていくうえで、いままで以上に大切な時代。
なのに一方では、一人暮らしの人が若者にもお年寄りにもふえて、仲間を見つけられない人がふえている。
クルマを通じてそんな人たちの仲間づくりの役に立つことで、健全な事業、ビジネスができたらいいなと思います。
必ず学べることはある
学んだことは次の人にわたす
Everything is beautiful, nothing hurt