キムライフ・キムライブ

もらったものは次の人に渡す。日常での気づき、過去のトヨタでの出会い・経験、大好きな本や音楽などからもらったものがどこかの誰かにわたり、もし役に立てればうれしいです。

逆転人生 石坂産業 地域に愛される産廃業者

NHKの逆転人生という番組が好きです。
 
毎回、窮地におちいった人が試練をのりこえて、成功をつかむ、その物語を南海キャンディーズの山ちゃんの司会で紹介していきます。
 
ついこの間放送された
 
埼玉の産業廃棄物処理会社の石坂産業はまさしく地域ビジネス。産廃業者でありながら地域から愛される企業です。
 

f:id:y314t923:20190807081240j:plain

 
でも、そうなるまでの道のりはまさに逆転人生。
 
感動的なお話でした。
 
石坂産業のある埼玉県三芳町は、東京から近いこと、行政の認可がスムーズなこともあり、60件以上の産廃業者が集中するところでした。
 
ところが、産廃をもやすときにでるけむりに含まれるダイオキシンが社会問題化します。
 
地域でつくられる農産物の価格は急落。
 
地域住民のものすごい立ち退き運動がはじまります。
 
石坂産業は、その頃15億円をかけてダイオキシンがでない最新式の焼却施設をたてていました。だから、問題ない。でもいくら説明しても住民は納得しません。まわりの産廃業者が移転していくなかで、石坂産業への運動は過激さをましていきました。
 
創業者のお父さんは、この仕事に誇りを持っていましたが、運動がつづくなかでだんだん元気をなくしていきます。そして、現社長の娘さんが後を継ぐことをお父さんに直訴。社長になります。
 
社長自身も小さなお子さんをおもちで、その子供が社会見学にくるような産廃処理場をつくるという夢をいだき、ゴミを分別する重労働をするあらくれ男に挨拶の練習をさせ、なんとか地域の人たちに認めてもらおうとがんばります。
 
それでもだめ。仕事ばかりの毎日になって、ついに離婚。従業員も30人まで減ってしまいます。
 
それでもあきらめない。
 
産廃処理場がたくさんあったところが実はまわりの田畑の水をためるための里山であることを知り、里山に捨てられているゴミをすて、雑草をぬき、里山のそうじを始めます。
 
焼却処理場も解体。もやすのではなく、リサイクルする処理場を計画。
 
しかし、住民の反対のなか認可されません。
 
それでも、里山のそうじをつづける石坂産業の人たちをみて、地域の人たちも徐々に態度をやわらげていき、ついにリサイクル処理場の認可がおります。
 
小学生が社会見学する処理場の誕生です。従業員も挨拶するようになり、130人にふえました。
 
里山の一部は公園。地域の人たちが集まるいこいの場所になっています。
 
まさに逆転。地域のことを心から考えて、そうじというまず目の前のできることからやる。相手を説得するのではなく、地域に尽くす姿を見せる。
 
地域ビジネスの大事なこと。シンプルに地域のためにできることをやる。そこからひらけるビジネスってある。
 
感動しました。
 
必ず学べることはある
学んだことは次の人にわたす
Everything is beautiful, nothing hurt