キムライフ・キムライブ

もらったものは次の人に渡す。日常での気づき、過去のトヨタでの出会い・経験、大好きな本や音楽などからもらったものがどこかの誰かにわたり、もし役に立てればうれしいです。

私が大好きなアーティスト フルトヴェングラー 人の魂を解き放つ指揮者

私の大好きなアーティスト、三人目はフルトヴェングラーです。
 
ベートーベンやブラームスを得意とするクラシックの指揮者です。
 

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フルトヴェングラー1886年にうまれ、1922年から1945年までの23年間ベルリンフィルの常任指揮者をつとめます。
 
戦時中ヒトラードイツ国民を鼓舞したということで、戦後戦犯として2年間指揮することができませんでした。
 
そして47年、ようやく疑いがはれて、ふたたびベルリンフィルの指揮をとります。その時演奏したのがベートーベンの交響曲第5番「運命」と第6番「田園」
 
その時の演奏をCDで聴くことができます。
その演奏、「運命」をはじめて聴いた時は感動して、鳥肌がたってしまいました。
 
とにかくオーケストラの楽員一人一人が演奏できる喜びにあふれているのがわかるのです。
 
弦の響きがまるで生きている動物の声のように聞こえる。
 
そして、ティンパニの強打連打。どんな演奏とも違う。ただしく弾こうとは誰も思っていない。無心で必死に歌うように演奏している。
 
最後のフィナーレがまたすごい、曲の最後にむけてどんどんスピードと大きさがあがっていく。ものすごいスピードになってもはやそろえて演奏するなんてことは二の次。それがかえって荒々しい迫力となって心にせまってくる。
 
これはクラシックの音楽というより歓喜の響き。
 
クラシックは同じ曲、同じオーケストラでも、指揮者によって曲がまるでちがう曲になってしまいます。
 
とても不思議です。音符にしたらなんの違いもないのに、聞けばはっきりと違いがわかる。
 
昨日書いたマイルスデイビスもそうですが、フルトヴェングラーも演奏者の魂をギリギリまでひきだす天才だと思います。
 
それは、音楽であれ、ビジネスであれ、人をひきいるリーダーに必要な資質。
 
それはきっと何かテクニックやスキルなのではなく、その人の信念や情熱や強さなのではないかと思います。
 
そして、それはきっとAIではわからない最後に残る人間らしさでもある。
 
バイロイト音楽祭の第九も素晴らしい演奏です。フルトヴェングラーが登場したとき、観客が足踏みで喜びを表現します。その音もCDで聴くことができますが、その音はまる地響きのように聴こえます。
ベートーヴェン:交響曲第9番《合唱つき》[バイロイトの第9/第2世代復刻]

ベートーヴェン:交響曲第9番《合唱つき》[バイロイトの第9/第2世代復刻]

 

 

必ず学べることはある
学んだことは次の人にわたす
Everything is beautiful, nothing hurt