キムライフ・キムライブ

もらったものは次の人に渡す。日常での気づき、過去のトヨタでの出会い・経験、大好きな本や音楽などからもらったものがどこかの誰かにわたり、もし役に立てればうれしいです。

すべてにYESを 影響をうけた哲学家 ニーチェ 永劫回帰

ジョンレノンが自分の人生観のベースになったと書きました。
 
大学生だったころ、突然、いろんな哲学や思想をわかりやすく説明した
 
「構造と力」という本がヒットしました。
構造と力―記号論を超えて

構造と力―記号論を超えて

 

 

みんな読んで、その本の感想を言いあうようなことをしていました。
 
何が正しいかは時代とともにかわりつづける。だから、うつりかわる正しさにこだわったり、ふり回されて生きるより、軽やかに、自由に、その変化を遊ぶことがこれからの生き方だというのが、主なメッセージでした。
 
この本では、著者の浅田さんがそうした考え方、生き方だと感じている人たちを紹介していて、グレングールドや前に紹介した岸田秀もこの本がキッカケで知りました。
そこで興味をもった哲学者がニーチェです。
 

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当時の歴史の教科書では「神は死んだ」といったニヒリズムの哲学者として紹介されていました。
 
主な著書や解説本を読みました。
 
世の中の善悪はつくりごとだから、その善悪にとらわれることなく、自分として何が正しいのか、悪いのかをはっきりもてる強さをもち、そのことに忠実に生きろ!
 
すごく要約していえば、だいたいそういうことをニーチェは言っていると思います。
 
では、どうやってそんな強さを身につけるのか?
 
生きていれば、ほとんどのことが自分の思いどおりにはいきません。思ってもみないこともおきます。
 
自分でこれが正しいと思っていても、そうならないこともたくさんある、そんな時、人は権力や運命の前で、くじけてしまう。
 
それをのりこえる方法をニーチェは見いだします。永劫回帰です。
 
自分にふりかかるあらゆる運命すべてに対し、YES!これが自分がやりたいことだ!といって生きる。
 
たとえ、自分にとって嫌だったことがふたたびふりかかっても、永劫回帰、つまり、何度も何度もYES!といって生きる。
 
そうやって、自らの善悪をつらぬいて力強く生きる。
 
すごい考え方だなぁと思いました。そうすれば、自分のやりたいことだけをやることができる。言いかえれば、自由になれる、そう思いました。
 
それ以来、なるべくそうありたいと思って、がんばってきました。
 
なかなかそう思えないことも多いけど、そんな時でも時間をかけて、その運命のおかげだと思えるように、YESといえることを探すようにしています。
 
すると、案外何かは見つかり、そこから学びがあり、自分の世界がひろがる気がして、運命のおかげって気持ちがわいてくる。
 
まさに、このブログのしめくくり。
 
おすすめはちょっと難しいかもしれませんが、
ツァラトゥストラはこう言った 上 (岩波文庫 青 639-2)

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善悪の彼岸 (岩波文庫)

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必ず学べることはある

学んだことは次の人にわたす
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