人のつながりって、ほんとに大事だなぁと思います。
そもそも誰がと出会うということ自体、かなり奇跡です。
日本人の人口は約1億。そこで誰かと出会う確率は1億分の1。
しかも、その出会った人と気があうかどうか。
気があう確率が仮に10分の1とすれば、気があう人と出会う確率は10億分の1ということになります。
そんな奇跡を人は運命と呼ぶのだと思います。
だから、その運命は大切にしなきゃいけない。大切にしていれば、きっといいことがある。
そう思うことにしています。

人の記憶とは、コンピュータのハードディスクのようなところが脳にあって、そこにためられているわけではありません。なぜなら、人の体は半年に一度いれかわっているからです。
では、なぜ人は何かを記憶できるのか?それは、神経ネットワークがかわらず残るから、そのネットワークで記憶があるかのように必要な反応をとれるようになっている。
その話は以前書きました。
となると、人の能力とは、人とのネットワークをどれだけもっているかで決まるといってもいいかもしれません。
昔、若い頃は人脈をつかうことは卑怯だと思っていましたが、今は人脈こそ人の能力だと思うようになりました。
では、そんな人とのつながりはどうやれば強く大きくできるのか?
自分がもう20年続けていることがあります。
それは、
まず初対面の方とお会いするときに自分が知っていること、自分が思っていることをはっきりと話すこと。
相手の話をしっかり聞いて、ちゃんとリアクションをとること。
さんまちゃんや出川哲郎のリアクションはとても参考になります。
それで一緒に話して楽しかった人、あるいは、一緒に仕事して楽しかった人とは、仕事の縁がきれても、必ず一年に一回はあって食事をすること。
それを続けていると、その人が誰かを紹介してくれます。もともと一緒にいて楽しい人が紹介してくれるひとだから、紹介してくれた人とはほぼ間違いなく気が合います。
そしたら、またその人と会うようにする。
それをずっと続けていると、かなりの人のつながりができます。
自分の仕事はずっと同じことをするわけではありません。自分の仕事がかわって、新しい仕事をするとき、案外そうやっておつきあいを続けてきた方の力をかりるとすごくいいことがあったりします。
実は、今そのことをとても実感しています。人生って不思議だなぁと思います。
また、それって、どこかマージャンに似ているなとも思います。手の内に残していた麻雀牌がつながって大きな役になる感じです。
先週もそんな出会いがありました。あんなにかしこい人今まであったことないなぁ〜と思える明るい人でした。
必ず学べることはある
学んだことは次の人にわたす
Everything is beautiful, nothing hurt