キムライフ・キムライブ

もらったものは次の人に渡す。日常での気づき、過去のトヨタでの出会い・経験、大好きな本や音楽などからもらったものがどこかの誰かにわたり、もし役に立てればうれしいです。

リアリティ1.25倍の法則 コミュニケーションのコツとは?

昨日、人の話を聞いてしっかりリアクションする大切さを昨日書きました。
 
では、どんなリアクションがいいリアクションなのか?それはコミュニケーションのコツでもあります。
 
「意味の変容」という本があります。
 
意味の変容 (ちくま文庫)

意味の変容 (ちくま文庫)

 

 

残念ながら今は絶版。文庫本はプレミアがついて5000円します。ただ、Kindleなら540円で買うことができます。
 
銃や天体望遠鏡の狙いをきめる望遠鏡をつくる仕事、ダムをつくる仕事、さまざまな仕事をしながら、その仕事のなかに物事の真理を発見していく短い話がいくつかのっているうすい本です。ちょっとむずかしいところもありますが、なんでもない日常の中に見出される真理にはおどろきが満ちています。
 
その本の最初に出てくる話がリアリティ1.25倍の話です。
 
世の中には倍率1倍の望遠鏡があります。それって何に使うのか?
 
戦闘機のマシンガンで狙いをさだめるときや天体望遠鏡でみたい星をみつけるための照準器がそれです。
 
この倍率1倍の望遠鏡、実は1倍ではありません。ほんとに1倍でつくると、望遠鏡でのぞいた世界は少し小さく見えるそうです。
 
倍率1倍はすぐつくれます。人差し指と親指で輪っかをつくればできあがり。その輪っかをのぞいてみてください。その輪っかの中に見える景色は少し小さくみえるはずです。
 
だから、倍率1倍の望遠鏡はのぞいた景色と外の景色が違和感なくつながって見えるように、倍率を1.25倍にセットされているんだそうです。
 
望遠鏡の中の景色を、自分の中の気持ちと考えれば、
 
自分の気持ちを伝えるとき、まわりの人と違和感なくつたわるようにするには、気持ちをそのまま、つまり1倍で伝えたのでは伝わらない。自分が感じた気持ちより少し小さく相手に伝わることになります。
 
コミュニケーションで自分の気持ちを伝えるときも、相手のはなしにリアクションをとるときも、すこしオーバーに、1.25倍くらいにしたほうがいい。
 

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そう思って、コミュニケーションの達人、明石家さんまさんや、リアクションの達人、出川哲郎さんをみていると、たしかに、話すときも、話を聞いて笑うときも、ちょっとオーバー。
 
ちょうどいいくらいにオーバーです。だから、人の気持ちが動いて、楽しくなる。
 
オーバーにするのって、ちょっと照れくさいけど、1より多い0.25分って、相手のことを思いやる気持ちの分なんだろうって思います。
 
必ず学べることはある
学んだことは次の人にわたす
Everything is beautiful, nothing hurt