キムライフ・キムライブ

もらったものは次の人に渡す。日常での気づき、過去のトヨタでの出会い・経験、大好きな本や音楽などからもらったものがどこかの誰かにわたり、もし役に立てればうれしいです。

ステップ1 問題を明確化する ①あるべき姿を明確にもつ大切さ

問題とはあるべき姿と現実のギャップです。
 
あるべき姿には二種類あります。
 
ひとつは、現状より悪くなってしまったときの現状。
 
現状より悪くなれば、まずは現状がめざすべきあるべき姿になります。
 
もうひとつは、未来の夢や理想。
 
この場合、現状に特に問題はありません。将来こうなるべきという夢や志をもって、自ら現実とのギャップをつくり、解決し、のりこえることで、未来をきりひらいていく、そのための問題です。
 
だから、トヨタでは問題がないことが問題だといいます。
 
今ここを懸命に生きることが大事だという話を書きましたが、
 
今ここを懸命に生きるということは、あるべき姿を目指して、今できることをやるということではないかと思います。
 
なぜそう思うのか?
 
それは、ものも人も会社もかわらずにいるということはできないからです。
 
有名な平家物語の「諸行無常の響きあり。おごれるものひさしからず。盛者必衰の理をあらわす」です。
 

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物理の法則にはエントロピー増大の法則という法則があります。
 
理系の人ではないので、正確な理解ではないかもしれませんが、
 
すべてのものは変化し、無秩序に、乱雑になっていくという法則です。
 
目の前に見えるものは変化しないように見える。人には今のままでいたい、安心したいという気持ちもある。
 
でも、すべてのものは変化する。ものは知らず知らずのうちにふるくなるし、こわれていく。人だって老いる。会社だってなにもしなければ業績はわるくなる。
 
そのことから逃れることはできません。
 
以前に書いた30年つづくクリーニング屋さんもそうです。
 
こう書くと、なんだかとても悲しくなりますが、もし変化がなければ、進化も成長もなくなってしまいます。
 
大切なことは、必ずおきる、避けられない変化を自らの手でいい変化にすること。
 
変わらないと思わないこと。変わることをあきらめないこと。
 
必ずかわる将来の自分を、会社であれば将来の会社を、どんな風に変えていくべきか?そのことを考えて、
 
ほっておけば、おとろえていく、くずれていく自分や会社の未来への課題をつくりだし、チャレンジする。
 
あるべき姿をもつことはそのための第一歩です。
 
必ず学べることはある
学んだことは次の人にわたす
Everything is beautiful, nothing hurt