キムライフ・キムライブ

もらったものは次の人に渡す。日常での気づき、過去のトヨタでの出会い・経験、大好きな本や音楽などからもらったものがどこかの誰かにわたり、もし役に立てればうれしいです。

ステップ5 対策の立案 白兵攻撃を繰り返さないために

真因をつきとめたら、いよいよ対策の立案です。
 
対策の立案では、たくさんアイデアをだして、そのなかから、効果、実現性、コストを考えて、対策をえらびます。
 
ここで大切なことは二つ。
 
一つは、たくさんのアイデアをだすこと。そのためにいろんな事例を調べること。いろんな人の意見をきくこと。
 
特に、現状に問題はなく新しい未来をつくるケースでは、過去にやったことがあることはほぼ役に立ちません。
 
自分たちがやったことのない新しい取り組みが必ず必要になります。同じ業界の他社はもちろん、他業界の例もどん欲にしらべます。関連部署や上司の意見も面倒くさがらずに聞く。
 
日頃から、いろんな事例を好奇心をもってみておくことも大事です。
 
世の中の話題になったような成功事例があったら、すこし調べて、これ面白いなぁ〜自分の仕事でもできるかなぁ〜と思って、頭の中のアイデアバンクにためておくのです。
 
そうしておくと、実際の仕事の問題に出くわしたとき、ふと頭のなかにあるアイデアをおもいだし、それが対策になるということが結構あります。
 
前にマージャンの本の話を書きましたが、まさしくマージャンのツモみたいに自分の手の内にのこしておいて、新しいことに出くわしたときらつながって手になっていく感覚です。
 
逆にいろいろしらべないと、自分が過去にやったことのある対策しか思いつきません。しかし、現状に問題が出た場合でも、それは今までやってきたことの結果でもあるわけですから、過去にやったことは効果がないことがおおい。にもかかわらず、
 
やれるだけのことはやるという精神論で過去やってきたことをすべてやるといったことは案外よくあります。
 

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で、結果はでない。でないけど、がんばったのだからしかたないといって正当化しておわる。
 
こうした取り組み方は、太平洋戦争の時の機関銃をうちまくっている相手への白兵攻撃や、ほとんど効果がなかったと言われているカミカゼ特攻隊とよくにています。
 
ガダルカナル戦では、米兵が機関銃をうちまくっている中に、ひたすら白兵攻撃をくりかえしたそうですが、その時、米兵は命を大切にせず、効果がない攻撃をくりかえす日本軍のことが理解できなかったそうです。
 
ビジネスでは戦争みたいに人は死にませんが、費用という血は流れるし、次につながらない失敗は人のやる気を殺します。
 
もう一つは、一度にたくさんの対策をうたないこと。
 
真因に自信がないと、出来るだけたくさんの対策をうちたくなります。でも、一度にたくさんの対策をうつと、あとのふりかえりでどの対策がよかったのか、悪かったのかがわからなくなるからです。
 
自信がないときこそ、一つずつ、しかし、早く見極めをしながら、次から次に対策を変えていく。
 
そうしないと、良かったときは正しいことだけをくりかえしてやることもできないし、悪かったとき次の手がもうなく、いずれの場合もズルズル対策を続けることになる。これもまた、コストもかかるし、人のやる気がなくなっていくことになります。
 
必ず学べることはある
学んだことは次の人にわたす
Everything is beautiful, nothing hurt