先週末にスマホの電源が突然、動かなくなりました。あせりました。
あらためて、いかにスマホに依存した生活をしているかを思い知りました。
携帯電話がこわれても、ここまであせることはありませんでした。というか、持ち物でこわれてここまで困ったことはありませんでした。
ところが、スマホがこわれて、とにかく不安になりました。
まるで、ライフラインがなくなったかのような感覚。あるいは、
すべての友達や社会生活から隔離されてしまった感覚になってしまいました。
と同時に思ったことは、
人とのつながりへの依存、とりわけたくさんの浅いつながりが自分にとっていかに大切になっていたかということ。
昔は、この浅いつながりなんて、あまり気にしていなくて、本当に気の合う限られた仲間がいればそれでいいと思ってました。
何人友達がいますか?と聞かれたら10人くらいかなぁと答えてました。
友達が100人いますなんて答える人をみると、ほんとかな?この人人づきあいが軽いんだろうなぁなんて少し批判的にみていた気がします。
そんな自分が今、友達何人いるの?と聞かれたら、どう答えようか?昔の定義でいえば、あいかわらず10人程度のような気がしますが、フェイスブックの友達の数を調べてみると800人くらい。LINEでつながってる人は250人くらい。そうした人たちはただの知り合いで友達じゃないのかというと、たしかにただの知り合いの人もいるけれど、友達だと思ってる人もたくさんいる。
そして、
そんな浅いつながりのおかげで出会いがずいぶんひろがったり、新しいアイデアがうまれたり、自分の成長につながってるという実感があります。
浅いつながりはまるでハンモックのように自分を支えているんだなぁと思いました。
実際、何か新しいイノベーションをおこすときに頼りになるのは浅いつながりだという研究が発表され、今や定説となりました。

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スマホが壊れて、あせりながらもそんなことを思いました。
ところで、そのスマホ、1時間ほど充電状態にしていたら、突然なおりました。
どうやら原因はお風呂の中でスマホを見ていたことだったようです。防水機能があるといっても、湯気が充満するお風呂は良くないとのこと。みなさん、お気をつけを。
必ず学べることはある
学んだことは次の人にわたす
Everything is beautiful, nothing hurt