キムライフ・キムライブ

もらったものは次の人に渡す。日常での気づき、過去のトヨタでの出会い・経験、大好きな本や音楽などからもらったものがどこかの誰かにわたり、もし役に立てればうれしいです。

必死のコミュニケーション その4 あらゆることを一貫させる

人に何かを伝えるためには、あらゆることを一貫させ、連携させることもとても大事です。
 
人はあらゆることから、そのことが本当かどうかを感じています。
 
そもそも、世の中はまぼろしまぼろしは一貫させないとうそになる。
 
今はとてもうそに厳しい時代になったのも、信じられることが減ってきたからです、そのことも前に書きました。
 
赤信号、みんなで渡ればこわくない。
 

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というビートたけしさんのギャグがありましたが、赤信号はみんなが一貫して止まるから、赤信号は止まる合図になるわけで、もし、止まらなくていい赤信号ができたら、赤信号はまぼろしとなって意味をなくしてしまいます。
 
自分の言動や行動を一貫させるのはもちろんですが、ビジネスの場合は、すべての組織、施策が一貫させなければいけません。
 
そうしなければ、これからはこれが大事だ、変わらないといけないと言った新しいことは本当はそこまで大事ではないと思われてしまいます。
 
昔、オート店チャネルをネッツにかえる仕事の話を書きました。シニア女性が主なユーザーだったスターレットという基軸モデルをヴィッツにかえて、若い女性をターゲットに若者の人気をホンダからとりもどすことが目的の一つでした。
 
その頃、販売コンテストの表彰旅行の企画があったのですが、従来どおりの温泉旅行を予定していました。
 
しかし、その企画はその頃の担当役員からダメ出しをくらってしまいました。温泉旅行はシニアの行くところ。今までよく行っていたところ。これから変わるのだから、コンテストの表彰旅行も若い女性が喜ぶような場所にしないといけない。そう言われました。
 
結局、行き先を当時できてまもない人気の北海道のリゾートホテルに変更しました。新しいこと、新しいコンセプトを浸透させるということは、そこまで徹底するってことなんだなぁと感じたことをよく覚えています。
 
会社での仕事は、会議でのメッセージはメッセージ、いつもの仕事はいつもの仕事って考えて、案外一貫して考えたりしないものです。特にこれから変わらなければいけないというとき、いつもの仕事ひとつひとつはそれにあわせて、どう変えるべきか?全く一緒でいいということはありません。
 
言動が一致しない人が信用されないのと同じように、会社もすべての部署、すべての施策が一貫してはじめて、信用してもらえる。言ってることは本当のことになる。
 
それもまた人に何かを伝えるために必要なことです。
 
必ず学べることはある
学んだことは次の人にわたす
Everything is beautiful, nothing hurt