キムライフ・キムライブ

もらったものは次の人に渡す。日常での気づき、過去のトヨタでの出会い・経験、大好きな本や音楽などからもらったものがどこかの誰かにわたり、もし役に立てればうれしいです。

必死のコミュニケーション その6 テクノロジーをつかう

コミュニケーションを必死にやるというと、会いに行って、フェイストゥーフェイスで、相手の目をしっかりみて心を込めて話す。
 
そう想像する人がほとんどだと思います。事実、それはとても大切なこと、そういうことを抜きにして、必死のコミュニケーションは成り立ちません。
 
でも、そのことは、それをやれば、ベストのコミュニケーションになるということにはなりません。
 
人とのコミュニケーションにも、そのための技術があります。
 
紙がなかったときは、それこそあって話すしかなかったでしょう。でも、
 
紙というテクノロジーがうまれてから、人は何かを伝えるために手紙を書くようになりました。
 
会えないけど、できるだけ早く伝えたいことがある。直接あって話すのははずかしいけど、手紙でなら伝えられることがある。
 
そう思って、紙を使ってコミュニケーションをしました。
 
電話ができたら、今度は、
 
人は電話をすごく使ってコミュニケーションをするようになりました。
 
その後、ネット社会になり、コミュニケーションのテクノロジーは画期的に向上し、いろんなツールができました。
 
ところが、ネット社会のコミュニケーションテクノロジーは、紙や電話のように、みんながすごくつかうということがないように思います。
 
ネットでは気持ちは伝わらないと思ってる人もいることがその理由の一つでしょう。自筆でもないし、自分の声もつかわないから、気持ちが伝わらないとか、失礼だと感じてしまうのかもしれません。
 
マネジャーになったときの研修で、どうやって感謝を伝えられたときが一番うれしかったかを部下に聞くというプログラムがありました。
 
そのときのまだ入社1年たらずの新入社員の女の子の答えが
 
ありがとうって他部署の人からメールをもらったのが一番うれしかった。
 

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え〜メール?
 
不思議で理由を聞いてみると、
 
そのありがとうのメールは複数の部署がかかわっていた仕事が終わったときに、ある人が彼女に、かかわっていたすべての人をCCにしておくってくれたそうです。
 
もらった彼女は入社間もない中で役に立てているか、不安に感じながら一生懸命働いていました。そんな気持ちのときに、みんなの前でありがとうって言ってもらえた気がして、チームの一員として役に立てたという実感がこみあげてきて、とてもうれしかったそうです。
 
なるほどなぁ〜とすごく納得しました。
 
考えてみれば、
 
クルマの開発ではいいクルマをつくるために、エンジニアはあらゆる最新の技術をつかいます。
 
そして、人の想像をこえるクルマをつくります。
 
今、ネット社会になり、メール、フェイスブックメッセンジャーツイッター、LINE、メッセージ、ほんとにいろんなコミュニケーションツールや技術がうまれました。
 
では、僕はコミュニケーションのために、クルマの開発エンジニアのようにあらゆる技術、ツールをつかって、最高のコミュニケーションをしようとしているだろうか?
 
そこまでやるのが必死のコミュニケーションではないか?
 
そう思いました。それから、当時毎月書いていた取引先への実績とお礼の書簡をやめて、伝えたいことがあったときにブログを書くようになりました。
 
正直、当時ブログというスタイルがすべての人に受け入れられたかといえば、読んでくれない人もたくさんいました。でも、しっかり読んでくれた人もたくさんいました。それでよかったと思います。
 
そして、そのことが今こうやってブログを書くことにつながっています。
 
必ず学べることはある
学んだことは次の人にわたす
Everything is beautiful, nothing hurt