プライドのネガティブな動機が嫉妬や焦りです。
自分には嫉妬という感情はほとんどないので、よくわからないし、嫉妬を感じる時の自分はあまり好きではないので、もつべきものではないと思っていました。
でも、
今、モチベーションについて書いていますが、書こうと思ったきっかけをつくった本でもあります。
山里さんの嫉妬や焦りを努力のエネルギーに変える技を紹介します。
「張りぼての自信」の貯金をつくる
どんな些細なことでも、小さい自信を張り付けていく。それを繰り返していくと、結構立派な張りぼてが作られていった。「張りぼての自信」は、僕のように夢へのスタートにおいて絶対の自信を持っていないタイプの人間には、なかなかどうして活躍してくれる奴。
自分の行動をしっかり目的に結び付けて、褒めてあげる。この小さな繰り返しは大きな自信になった。その貯金を、目標に向かう途中で、壁にぶつかるたびに使う。
逃げさせ屋を追い払う。退路を断つ。
時々、脳内にはありとあらゆる過去の自分の失敗や 、他人の成功などを引っぱり出してはゴ ールを目指さないようにささやいてくる 〝逃げさせ屋 〟が現れる 。
その時に 「うわ 、逃げさせ屋がきた 。じゃあこれを無視したら何者かになれるんだ ! 」と声に出して 、作業にとりかかる 。これで倍進んでいけた 。
退路を断つと 、普段サボるために頭の中に出てくる言い訳の数々をすぐつぶすことができる 。
焦りをパワーにかえる
焦るといけないから という言葉にあまやかされて 、寝る時間をいつもどおりにしていてはダメだ 。焦りをパワ ーに変えて 、どう行動に移すかをめちゃくちゃ考える 。そしてそれを行動に移す 。
他にもいっぱい自分をがんばらせるための技がこの本には書かれています。
これまで、成功した人の本を読むと、志の高さ、けっしてあきらめない姿勢で成功したことが書かれています。でも、山ちゃんの話は、ダメ人間がどうやって死ぬほど努力してきたか。それがとても新鮮で、すごく納得してしまいました。
リクルートの創業客の江副さんは採用の
判断基準に次の3つをもたれていたそうです。
・家庭環境が悪い
・商売人の資質がある
・ブス
こうした要素を持った人で、半分以上採用するのを反対されるような人を採用していたと聞きました。こうした人はめちゃくちゃがんばって新しい何かをもっている人が多いというのが理由だったそうです。
ネガティブな感情をポジティブに変えることができたとき、とても大きなパワーになる。
必ず学べることはある
学んだことは次の人にわたす
Everything is beautiful, nothing hurt