キムライフ・キムライブ

もらったものは次の人に渡す。日常での気づき、過去のトヨタでの出会い・経験、大好きな本や音楽などからもらったものがどこかの誰かにわたり、もし役に立てればうれしいです。

こうしたら効率的になると思うこと その4 求められていることを明確にする。

働く時間がながくなる理由はいろいろあります。本当にものすごい量の仕事をしなければいけなくて時間が必要な場合もたくさんあるでしょう。
 
でも、それでも
 
人によって時間のかかるかからないの差はあるものです。
 
もちろん、パソコンをうつのが速いとか、計算が速いとか、資料をつくるのが速いとか、技能の差もあるでしょう。
 
でも、それ以上に
 
大きな違いをうんでいるのは、仕事をするときに求められていることを考え明確にしているかどうかだと思います。
 
通常の仕事では、必ずしも最終のアウトプットがハッキリしてるわけではありません。上司からの指示も何か新しいアイデアを頼むとか、適当にやっておいてとか、そうとうあいまいな指示のことも少なくありません。
 
では、仕事をする人に、どんなものをアウトプットすればいいか自信がないとき、その人はどうやって期待にこたえようとするか?
 
たいていは、
 
「できるかぎりやりました。ここまでです」といって、
 

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時間と体力のゆるすかぎりがんばったことで期待にこたえ、認めてもらおうとします。
 
とても誠実ですばらしいことだとは思いますが、
 
これには二つわるい点があります。
 
ひとつは、働く時間がながくなること。
 
時間のかぎり働くわけですから、自ずと働く時間はすごくふえます。そして、そういう人に残業はしてはいけないと時間を制限すると、もともとアウトプットに自信がないわけですから、不安が大きくなってメンタルになってしまうリスクもあります。過去にそんなに働くても大丈夫だよと言って、部下をつらくしたことがありました。時間管理は時として繊細さがすごく必要になります。
 
ふたつめは、仕事の目的や顧客のニーズをしっかり考えなくなること。
 
やるだけやるしかないと決めることは、目的やニーズを考えるのをやめることです。
 
それは多くの場合、オーバークオリティをおこします。
 
トヨタ生産方式には七つのムダといわれるものがあって、そのなかでもっともいけないムダが作りすぎのムダと言われています。オーバークオリティはこの作りすぎのムダにあたります。
 
目的やニーズにあわせて必要なものを必要なだけつくる。
 
でも、目的やニーズを正しく把握せずに、これだけやればOKだと決めてやって、結果足らないということになると、サボったみたいになってすごくおこられる。
 
逆にやるだけやっておけば、すごく努力していることは伝わるから、やりすぎだぁ!と言ってめちゃくちゃおこられることはない。
 
そういう意味では、やるだけのことをやろうとする人はリスクをとらない人でもあると思います。
 
考えぬかない、リスクをとらない仕事はいい仕事にはならない。
 
目的を考える、ニーズをはっきりとつかむことから逃げないこと。
 
必ず学べることはある。
学んだことは次の人にわたす
Everything is beautiful, nothing hurt