キムライフ・キムライブ

もらったものは次の人に渡す。日常での気づき、過去のトヨタでの出会い・経験、大好きな本や音楽などからもらったものがどこかの誰かにわたり、もし役に立てればうれしいです。

こうしたら効率的になると思うこと その6 マネをする。じょうずなマネの仕方。

人はあんまり人のマネをしたがりません。どうしてもっとマネをしないんだろうって思います。
 
そもそも人は、誰かのマネをして成長します。
 

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みんな、赤ちゃんで生まれてちいさい時は、親のマネをして、たとえば言葉をおぼえたら、とてもほめられて、うれしくなって、またドンドンまねをしていました。
 
はじめて自転車に乗れるようになったときだって、人が自転車に乗っているのを見て、じょうずに自転車をこげるようになるまで、一生懸命マネをする。僕もはじめて乗れたときはほんと風が気持ちよくてうれしかったのを今でも覚えています。
 
テニスをはじめて、何回も素振りをさせられて、ボール出ししてもらうのですが、なかなかバックハンドがうまく打てなくて、何度も練習してはじめてちゃんと打てたときもほんとにうれしかった。
 
禅の高僧は、マネを一生つづけると本物になると言いました。
 
日本という国も、ふるくは中国や韓国のものをとりいれて発展し、明治以降は富国強兵政策で欧米のものをとりいれて、マネして、強くなりました。
 
なのに、人は大人になるにつれて、年をとるにつれて、マネをしなくなる。特に仕事になるとほんとにマネをしようとしない人が多いように思います。
 
マネをすると、自分がおとっていることを認めることになる。自分のオリジナリティがなくなってしまうことがこわい。どこかズルをしてる気持ちになる。
 
人がマネをしない理由はいろいろあると思います。
 
でも、マネをしても、自分は自分。100%自分がなくなるわけではない。必ず自分ならではのものはまざります。
 
へんなプライドはすてて、自分に自信をもてば、いいことは素直にマネをすることができるはずです。
 
マネをするコツは、いいとこどりをしないこと。
 
むしろ自分がいいと思えないところに自分にはないいいところがかくされています。
 
おのれをむなしくして、ていねいにマネをすることです。
 
昔、メンバーに資料の書き方を教えていたころ、いくら教えてもうまくいかない人がいました。いよいよ、半分やけくそになって、「もう何にも言わないから、とにかく字の大きさ、太さ、線の種類、あれこれ考えずに、徹底的にマネしてみろ」そう言ってマネをさせたら、そのあと、そのメンバーは突然資料がじょうずにかけるようになりました。きっと彼はマネをしているなかで何かをつかんだのでしょう。
 
芸術だろうとスポーツだろうと仕事だろうと、人がなにかを身につけようとしたとき、マネすることは基本です。
 
必ず学べることはある
学んだことは次の人にわたす
Everything is beautiful, nothing hurt 。