キムライフ・キムライブ

もらったものは次の人に渡す。日常での気づき、過去のトヨタでの出会い・経験、大好きな本や音楽などからもらったものがどこかの誰かにわたり、もし役に立てればうれしいです。

こうしたら効率的になると思うこと その7 ITのつかいかた

働き方改革でよくとりあげられるIT。
 
ITをつかうとはたして効率的になって働く時間は短くなって楽になるのか?答えはノーだと思います。なぜか?
 
 
 

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自分が会社にはいったころは、まだパソコンがありませんでした。ワープロもありませんでした。
 
計算は電卓です。アシスタントの女性社員の人たちは、電卓のキーを見ずにおどろくほど速いスピードで電卓のキーを正確にたたき、計算するワザをもっていました。
 
そのころは女性はみんな字がじょうずで、しかも似た字を書くことができました。資料は女性が手分けして手書きで方眼紙に書いてくれていました。
 
だから、そのころは計算や清書の処理スピードにあわせて仕事がすすんでいました。全体のプロセスのボトルネック工程だったわけです。アシスタントの女性が一生懸命計算や清書してる間は待ち時間です。
 
その結果、時間はかかっていたけど、今とくらべれば、いそがしくはなかったと思います。
 
ところが、パソコンができて、複雑な計算もすごくはやくなり、清書をする必要もなくなります。待ち必要がなくなって、そのぶんぼーっと待つ時間がなくなり、いっぱい働かなきゃいけなくなりました。
 
一時的に働く時間は減りましたが、そのうち、ITの計算スピードにあわせて人間が仕事するようになりました。
 
そして、インターネットができて、調べることもあっという間にできるようになって、ますます昔時間がかかっていたことがかからなくなる。その分、人間はさらにやすみなく働くことになりました。
 
パソコンという計算、資料作成、調査などの機能で人をはるかにしのぐ能力にあわせて人が働くのだからしんどくなるのはあたりまえです。
 
だから、ITをつかっても働く時間はへらない。いそがしくなる一方。それはまるでチャップリンのモダンタイムズの世界です。
 
ただ、今回のIT技術の進歩はいままでとはすこしちがうように思います。
 
今回は人間がやっていた一部をITが人より高性能にこなすのではなく、ITが人と人とをむすぶネットワークをつくったり、ひろげたりするのを助けてくれる技術だからです。
 
人はネットワークによって今まで以上に自由に自立的に動けるようになったし、ネットワークは人のちからをうまくひきだして、その力をふくらませてくれている。
 
その感覚は以前ブログで書きました。
 
ネットワークは人のちからです。そのちからを強くしてくれるのが今のITだと思います。
 
必ず学べることはある
学んだことは次の人にわたす
Everything is beautiful, nothing hurt