「Yesterday」という映画を見ました。
ネタバレしてはいけないので、くわしくは書きませんが、
ある日、世界中が同時に停電して、その時に世界中の人の記憶やコンピューターの記録からビートルズが消えてしまいます。その時、記憶を失わなかった人がいます。その人は才能イマイチの売れないミュージシャン。彼は自分だけがビートルズを覚えていることに気づき、ビートルズの歌を一生懸命思いだして、その歌を歌います。そして、スターになっていく。さて、それからどうなるか?これ以上書くとネタバレになってしまうので、この後はぜひ映画を見てください。
で、その映画をみて感じたこと。
ひとつは、ビートルズの曲がほんとうにすばらしいこと。
ふたつめは、ビートルズがこの世にいてよかったということ。
みっつめは、なくした時に、あるいは、なくすと思った時にほんとうに大切なものがわかるということ。
元気がなかったときにビートルズの歌でがんばれたこと、ビートルズが好きで始めたバンド活動での思い出、ジョンレノンの歌詞の影響をうけた今の自分の考え方、いろんなことがバァーっとこみ上げてきて、感動したり感謝したり、そんな気持ちに突然なりました。
考えてみれば、ほんとうに大切なものって、あたりまえになっていて、普段はあまり大切だと感じていないものが多いなと思います。
その代表が空気や水。空気も水もなくなったら死んでしまうのだから、これ以上大切なものはないと思いますが、あなたの大切なものは何ですか?と聞かれて、空気とこたえる人はまずいません。
今、なくすと思ったときにどんな気持ちに自分がなるのか?今あたりまえだと思っていること一つ一つ想像してみて、何が自分に大切なのかを見つめなおしてみる。
そして、わかったその大切なものに感謝して、ほんとに大切にする。
そういうことって大事だなと思います。
必ず学べることはある
学んだことは次の人にわたす
Everything is beautiful, nothing hurt