先週、就職して今はドイツに赴任している長男が日本に出張で帰ってきていました。
ちょうど誕生日だったこともあって、今、大学生で京都で暮らしていら次男も帰ってきてくれて、ひさしぶりに家族そろって一緒に食事をしました。
そこで、二人の息子が近況報告。
長男はドイツでの仕事の話。
ドイツの会社の話やドイツ語を勉強しはじめた話などいろいろ聞かせてくれました。
おどろいたのは、ドイツ語。英語と似た言葉だと思っていたら、とても複雑な文法で部分的には日本語と同じ語順もあることを聞いてビックリ。
また、毎日ドイツの社員食堂では、とんでもなくでかいフランクフルトを日本人がうどん食べるみたいに毎日みんなが食べてると聞いて、これまたビックリ。
次男は、今度サークルのイベントで二回生みんなで、おもしろ動画をつくる話。
去年の二回生がつくった動画を見せてくれました。これがなかなか本格的でビックリ。
自分たちの時代はものまねとか踊りとかやってたけど、今はそれを動画でやるんだと知り、そのレベルの高さにヘェ〜と感心。
二人のそんな話をきいていて、とても楽しかったんですが、と同時に、
自分が歳をとったなぁ〜と思ってしまいました。
あまり今まで自分が体力的に歳をとったと思ったことはありましたが、精神的に歳をとったと思ったことはありませんでした。でも、
今までは自分が子供にヘェ〜って思われてたのに、今度は自分が子供をヘェ〜って思っている自分に気づいたとき、自分も歳をとったなぁと思ったのでした。
「おうた子に教えられ」といいますが、まさにそんな感じ。
結局、老いると感じることって、抜かれると感じることなんだと思います。
考えてみれば、体力的にははるか昔に抜かれたわけで、だから、すでに体力的には歳をとったと感じていた。そして、今回、精神的、人間としての成長でも少し抜かれた気がした。だから、歳をとったなぁと感じた。そういうことだなと思います。
これは負けてられない。まだまだ、へえ〜って思ってもらえるようにがんばるぞと思うともに、子供に抜かれた思うことに、ちょっとうれしさも感じました。
以前、上司が自分の部下に先輩をバカだと思って頑張れといった話を書きましたが、子供が親を抜く、部下が上司を抜く、そうやって、時代はすすみ、社会は進化していくのだと思います。
必ず学べることはある
学んだことは次の人にわたす
Everything is beautiful, nothing hurt