忘年会のシーズンなので、自分のすべらない話をいくつか書きたいと思います。
今回は寝言で失敗した話です。
最初の失敗は大学時代、友だちといったスキー旅行で起こした失敗です。
スキーに友だち数人で行ったのですが、泊まりはみんな同じ部屋でざこ寝。みんなで楽しく飲んだあと、さぁこれから寝ようと思ったときに、僕のとなりで寝るやつが、「俺はちょっとした物音でもおきるから、しずかにねてくれよ」と言って、寝ました。
そうしたら、明け方オシッコに行きたくなりました。でも、ここでトイレに行ったら、となりの友だちがトイレに行く物音でおきてしまうかもしれない。もしおきたら、めちゃおこられると思って、がまんして寝ていました。
すると、トイレに行く夢をみたんです。それも、トイレに行って、さぁオシッコしようと思ったら、まわりで友だちが自分がオシッコするのをしっかり見ようとのぞき込む夢です。そこで、僕は寝言でさけんでしまったのです。
「そんなに見られたらできひんやんけ!」
となりの友だちをおこさないようにがまんして、結局、自分のさけんだ声でその部屋にねてた全員がおきてしまいました。
もうひとつは、職場旅行で、当時の上司と相部屋で寝たときのことです。
その頃、子供がまだちいさくて何でも口にいれるので、よく注意してました。そのことがずいぶん気になっていたのか、その夜は、公園で子供がゴキブリを口に入れようとしている夢を見て、思わず寝言でさけびました。
「バカーっ!」
そうしたら、となりに寝てた上司がとびおきて、ねぼけて、正座して自分に、
「すいません!」
ってあやまってくれました。その時はほんとに申し訳ないなぁ〜って思って、
「こちらこそすいません」
なんどもあやまりました。
それ以来、誰かと寝るときは、寝言は言わないように注意して寝るようにしています。
寝言を言わないようにするには、できるだけスッキリして寝れる日をおくること。ガマンしないこと。
ガマンとか忍耐というのは、美徳とされているように思いますが、必ずしもいいことではない。
禅では、がまん「我慢」はわがまま、強情という意味だそうです。
そもそもがまんするってことは自分に欲があるってこと。だから、がまんする人はわがままな人だと考えるそうです。
必ず学べることはある
学んだことは次の人にわたす
Everything is beautiful, nothing hurt