キムライフ・キムライブ

もらったものは次の人に渡す。日常での気づき、過去のトヨタでの出会い・経験、大好きな本や音楽などからもらったものがどこかの誰かにわたり、もし役に立てればうれしいです。

努力は天才に勝る  井上尚弥

すごい努力をした素人サイクリストの友だちが自分の努力なんて全然たいしたことないといって、ボクシング世界チャンピオンの井上尚弥さんの「勝ちスイッチ」という本をすすめられたので読みました。
 
勝ちスイッチ

勝ちスイッチ

 

 

井上尚弥選手を育てたお父さんの本「努力は天才に勝る」という本も読みました。
 
努力は天才に勝る! (講談社現代新書)

努力は天才に勝る! (講談社現代新書)

 

 

ボクシングはむかし好きだったのですが、最近ぜんぜんみなくなっていたので、読んだあとYouTubeで井上選手の全試合のダイジェストをみました。今さらびっくりしました。圧倒的に強い。まるで、マイクタイソンが強かった時のように、たった一発のパンチで、しかも利き腕ではない左フックや、ときにはボデーブローでKOしてしまう。
 
井上尚弥選手のように強い選手は過去、日本にはいなかったと思います。天才だとか、モンスターだとかいわれるのにも納得です。
 

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ただ、2冊の本に書いてあることは、井上選手は天才ではないということ。
 
6歳のときからボクシングを真剣に取り組んできたその努力の積み重ねの結果だ
 
ということでした。
 
それも「打たせずに打つ」というスタイルを築き上げるために、ほんとうの基本から順番にできるようになるまで練習をする。ひとつできたら、その次に取り組む。その繰り返し。最初に取り組んだのは打たせないためのフットワーク、ガード、パンチはジャプから順番に。
 
ナルバレスという過去にKOされたことのないチャンピオンの右フックをかわして左フックのカウンターパンチでKOをうばったとき、天才的な技術だと評価されたそうです。相手はKOされたあと、グローブのチェックにきたほどです。
 
でも、おとうさんに言わすとこれも積み重ね。具体的にはこのカウンターパンチには、まず、右フックをかわすという作業があり、そのつぎに、半歩踏み込む作業、そして、内側から鋭く左フックを打つ。そのひとつひとつの作業ができるようになるまで、ひとつひとつ数百、数千時間をかけてできるようにした。だれでも努力すればできると言います。井上尚弥さんは最近、パンチを足で打つことができるようになったそうです。
 
家のリビングには、トロフィーなどはかざらず、
 
「一ポイント差は紙一重。わずかな差が天国と地獄」
「言われた課題をスパーで修正できなければやめさせる」
 
と書いた張り紙がはってあるそうです。
 
やるときめた努力をつらいときでもやるかどうか、その分かれ道で自分の心の強さは決まる。やると決めたことをできるまでやりきるかどうかで能力や技術が身につくかどうかが決まる。
 
問題解決のステップ2を思い出しました。
 
ほんとにビジネスもスポーツも、昨日書いたミルクボーイだってそうです。あらゆることに通じる真理がそこにはあると思います。
 
必ず学べることはある
学んだことは次の人にわたす
Everything is beautiful, nothing hurt