キムライフ・キムライブ

もらったものは次の人に渡す。日常での気づき、過去のトヨタでの出会い・経験、大好きな本や音楽などからもらったものがどこかの誰かにわたり、もし役に立てればうれしいです。

人がありがとうって言えなくなるとき

スキーでの出来事です。
 
リフトに乗ろうとならんでいたら、前のおばちゃんがリフトにのりそこねて、こけてしまいました。
 
妻が助けようとたちよると、そのおばちゃん、
 
「あぁ〜もう私たてない」
 

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そう言ってまったく立とうとしません。リフトのおにいさんもきて、
 
そのおばちゃんを助けました。
 
でも、そのおばちゃん、無言。
 
ありがとうも言わずにリフトに乗って行ってしまったそうです。
まったくひどいおばちゃんですが、その話を聞いて思いました。
 
なぜ、おばちゃんは自分で立とうともせず、ありがとうの言葉も言わなかったのか?
 
それはきっとこんな話なのではないか。
 
そのおばちゃんはほんとはスキーになんかきたくなかった。でも、子供にせがまれてしかたなくきた。寒くて雪の降るなか、ガマンして1日スキーにつきあって、あんまりうまくないから、こけるし、つかれるし。
 
そして、みんなはさっさと先に行ってしまって、一人残され、おくれてリフトに乗ろうとしたそのとき、リフトにのりそこねて、こけてしまった。そして一言、
 
「あぁ〜もう私たてない」
 
そのおばちゃんは、もう自分が完全な被害者だと思っていたのではないか。
 
自分が被害者なんだから、助けてもらって当然。被害者の自分がなぜお礼を言う必要があるのか。だから、ありがとうって言わない。
 
僕の想像なので、はずれているかもしれません。でも、
 
被害者意識をもつと人は感謝する余裕もなくなってしまいます。
 
被害者意識をもたないようにするには、自分の意志で生きること。自分の選択に責任をもつことが大事だと思います。
 
たとえ、やらされてやることでも、やるからには自分が選んだと思うこと。選んだからにはやりたいと思ってやること。
 
「やらされている」という意識、あるいは「人に頼る」という姿勢がありがとうっていう言葉を言えなくする。
 
昔、後輩に教えてもらった言葉を思い出しました。
 
被害者意識と依存心は心のがん
 
必ず学べることはある
学んだことは次の人にわたす
Everything is beautiful, nothing hurt