キムライフ・キムライブ

もらったものは次の人に渡す。日常での気づき、過去のトヨタでの出会い・経験、大好きな本や音楽などからもらったものがどこかの誰かにわたり、もし役に立てればうれしいです。

体幹が大事

お正月のスキーには新しいクラウン4WDで行きました。
 
クラウンは雪道でもたいへん安定していて、安心して運転することができました。
 
それで思ったこと。
 
体幹が大事。
 

f:id:y314t923:20200116083815j:plain

 
今のクラウンは商品企画にすこし関わったので、とても思い入れのある車です。
 
プラットフォームが約15年ぶりに最新のものへと刷新。性能は大きく進化をとげました。
 
プラットフォームとはクルマの骨格。人でいえば体幹です。
 
新しいプラットフォームでは、クルマの重心の位置が低く真ん中にくるようになりました。
 
そして、ボデーの剛性がグッとあがりました。
 
これにより、走りの基本性能が格段にあがりました。
なぜ、重心と剛性がそんなに大切なのか?
 
まず、重心。人が走るときのことを考えてみればわかります。
 
人は頭にモノをのせると、なかなか走れません。重心が高い場所にあって安定しないからです。ショルダーバッグを肩にかけて走るのもとても走りにくい。重心が横にあるからです。それよりはランドセルやリュックのほうがずっと走りやすい。ウェストポーチはもっと走りやすい。
 
重心が低く真ん中にあることがどれほど走りの性能に大事かがわかると思います。
 
次に、剛性。これは、車輪のうえにのっている箱のかたさを考えるとよくわかります。
 
たとえば、こんにゃくにタイヤをつけて走った場合。地面のがたがたやカーブで曲がったときに、こんにゃくはブルブルふるえます。上にのっている箱がブルブルふるえれば、その影響をうけて、こんにゃくクルマは安定しなくなります。
 
一方、かたい金属の箱にタイヤをつけた場合、地面のでこぼこやカーブで箱のかたちはかわりません。振動やかたむきはすべてタイヤと箱とタイヤを連結しているばねが吸収します。だから、金属のクルマは安定します。
 
ところが、
 
この重心を低く真ん中にすることと、剛性を高くすることは簡単ではありません。
 
なぜなら、クルマはハンドルが片方についているので左右対称ではない。そして、エンジンや人を乗せるので、案外、重心は高くなります。また、剛性を高めようとすると重くなります。重くなることは人がデブになるのと同じなので、基本性能にはマイナスです。こうした
 
「あっちをたてればこちらがたたず」のようなことを技術の力でのりこえなければなりません。それは大変は技術と努力の結晶です。
 
そのちがいは、雪道のような不安定な道になればなるほど、はっきりと出てきます。そのことを今回のスキー旅行でほんとに感じることができました。
 
そして、
 
考えてみれば、それは、人やスポーツも同じだなと思います。
 
スキーにしても、ゴルフにしても、テニスやサッカー、
 
あらゆるスポーツで体幹はとても大事です。
 
どんな状況でもぶれない体の軸をささえる体幹は、スポーツの基本能力を決めます。そして、体幹の筋肉をきたえるのはとても根気がいります。
 
人にしたって、人生のどんな状況でも、自分のぶれない軸をもつ。その軸をささえる考え方、いわば心の体幹をもつことが、人の魅力を決めるように思います。
 
どんな修羅場も「よか」と言えた西郷どんなんて、最高の心の体幹の持ち主。
 
人もクルマもスポーツも、体幹が大事。
 
クラウンで雪道を運転しながら、そんなことを思いました。
 
必ず学べることはある
学んだことは次の人にわたす
Everything is beautiful, nothing hurt