昨日、希望をもって未来を見るにはからだと心の体幹が大事で、人の一番の基本は呼吸だなぁ〜って書いて、
呼吸をきちんとしたくなって山登りに行きました。
呼吸を鼻でするか、口でするかという違いもあります。小学科のとき、先生に口を閉じなさいと注意されて、
口を閉じたらどうやって息をすればいいんだと途方にくれてしまった友達がいて、大笑いしたのを覚えています。
座禅をしたときは、薄目をあけて、口をわずかにあけて、スーッと少しずつ10秒くらいかけて息をはききる。あとは自然にまかせて鼻ですう。それを繰り返すように言われました。
山登りをしているとまわりが静かななか、だまって登るので、おのずと呼吸の音がすごく聞こえてきます。
スーハースーハー呼吸の音を聞きながら、一歩一歩歩くのは気持ちがいいものです。
で、呼吸の音を聞きながら、思ったのが、
吸ったらはくのか?はいたら吸うのか?
座禅で習ったみたいに息をしっかりはききれば、自然に空気は体にはいってくるし、しっかり吸ったら、苦しくなって息を自然にはくことになる。
結局、吸ったらはく。はいたら吸う。これ、セットだなと歩きながら思いました。
そう思うと、昔、仕事はインプットなくしてアウトプットなしと書きましたが、アウトプットなくしてインプットなしともいえることに気づきました。
そして、
日常のことを考えると、意外に吸うとはくがセットという当たり前のことができていない。
何かを手に入れたら、何かを捨てているか?
人に何かをしてもらったら、何かをかえしているか?
手に入れっぱなし、もらいっぱなしになっていることが結構ある。
家には新しく買って、使わなくなったものが捨てずに随分のこっている。
貯金なんかも、将来のためとはいうものの、稼いだ分使っていないからできる。
人というのは、生まれてから親にもらいっぱなしで生き始めるからか、もらったものは貯めよう、なんとか得しようとする習性があるような気がします。
すると、吸ったらはく。はいたら吸うという当たり前のことがセットになりません。
GIVE&TAKEという本に、人生で成功する人はTAKER、とろう、獲得しようと思って生きる人より、GIVER、人に何かをあたえようとして生きる人だと書いてありました。
獲得しようとして生きる人はうまくいっても長くはつづかない。あたえようとして生きる人にはいつか返ってくるから、最終的にはこちらの人の方が成功するんだそうです。
それは、
まずはく、あたえることから始める方が、吸ったらはく、はいたら吸うという基本をきちんとできるということなのかなと思います。
食べるのも腹ペコになってから。
必ず学べることはある
学んだことは次の人にわたす
Everything is beautiful, nothing hurt