東京で一人でお昼ご飯を食べる機会があったら、できるだけとんかつを食べるようにしています。そして、食べるたびに思うこと。
東京のとんかつはうまいなぁ〜
ほかにも、寿司とか天ぷらとか東京がおいしいものはありますが、寿司や天ぷらは高くてそうそう食べられるものではありません。
その点、とんかつなら高くてもしれているので、いわゆる名店といわれるとんかつを食べることができます。
ころもはサクサク、肉はジューシー、とにかくうまい。この間も檍(あおき)というとんかつ屋さんのとんかつを食べたのですが、これが、最高においしかった。
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これが、うどんとか、お好み焼き、たこ焼きといったいわゆる粉もんになると、大阪が断然うまい。
これって、結局積み重ねの違いなんだと思います。
そういうことをしてきた時間と人の数がぜんぜんちがう。
それが、東京のとんかつがうまくて、大阪のお好み焼きがおいしい理由に違いないと思います。
以前、ルーブル美術館に行ったとき、中世のいろんな地域の絵画が飾ってあるのを見ておどろきました。
同じヨーロッパでありながら、フランスやイタリアの絵と比べて、その他の国の絵画がヘタ、というかずいぶん昔の絵みたいに見えました。
その時も、同じことを思いました。
おもえば、車だって、家具だって、スポーツ選手だって、いろんなことは積み重ねで差がついている。
そうなると、
そう簡単には追いつかないという気持ちにもなるけれど、積み重ねの一つ一つは小さなことなんだから、誰にでも可能性がひらけているということにもなる。
継続は力なり。そして、継続は世代を超えてつづく。
昨日、完璧なものはつくらないという言葉について書きましたが、そもそも完璧なんてものはなくて、改善は永遠につづく。問題解決の絶えざる改善です。
といろいろ書きましたが、それくらいとんかつがうまかったって話です。
必ず学べることはある
学んだことは次の人にわたす
Everything is beautiful, nothing hurt