キムライフ・キムライブ

もらったものは次の人に渡す。日常での気づき、過去のトヨタでの出会い・経験、大好きな本や音楽などからもらったものがどこかの誰かにわたり、もし役に立てればうれしいです。

困らん奴ほど、困った奴はおらん。

トヨタ生産方式の生みの親、大野耐一さんの有名な言葉です。
 
困らん奴ほど、困った奴はおらん。
 

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改善は、問題を解決すること。ムダをなくすことですから、問題を問題と思わなかったり、ムダをムダと思わないと、改善ははじまりません。
 
だから、困らん奴ほど困った奴はおらん。
 
でも、
 
困ることってとってもむずかしいなぁと思います。
 
自分はわりと現状に満足してしまう、あるいは現状をたのしもうとするタイプなので、あまり困るということがありません。
 
昨日、丸亀製麺の話を書きましたが、香川の美味しいうどんを香川以外の人が食べられないというのは、そのうどんを知っている人にとっては困ったことです。でも、普通はそんなことは困ったことではありません。
 
人が生きていくうえで大切なこと、食べ物がないとか、環境が悪いとか、誰もが困ることなら、困るのは簡単です。
 
早く移動したいとか、なるべく楽にしたいとか、みんながそうだったらいいなぁと思うようなことも、困るのはそんなにむずかしくない。
 
でも、讃岐うどんが食べられないということが困りごとだということを気づくのはむずかしい。
 
世の中が豊かになって、ほんとうに困ってることってほとんどなくなった気がします。
 
だから、今、困ろうと思ったら、知らないことや経験したことがないことを知るとか、志や目標を高くもつとか、自分で困りごとを生み出さないといけない。
 
このことを問題解決では、あるべき姿をもつといいます。あるべき姿をもつと、現状とのギャップは困りごと、すなわち問題となる。
 
最近、一番困ったのはスマホが動かなくなったときだけど、
スマホなんてなくたって、なに不自由なく暮らしてたのになぁ〜
 
スティーブ・ジョブズは困ってることを誰かに聞いても、困りごとはわからないと言っていたそうです。
 
「すべての人の手にコンピューターを」それがスティーブジョブスのもった志、あるべき姿でした。志を持ったのは、まだコンピューターといえば、冷蔵庫みたいに大きな時代です。
 
誰も見ることができない困りごとに気づくことができる人が未来をつくるんだなぁと思います。
 
必ず学べることはある
学んだことは次の人にわたす
Everything is beautiful, nothing hurt