人生、やらなければいけないことだらけです。
起きなければいけない。
食べなければいけない。
働かなきゃいけない。
掃除しなきゃいけない。
洗濯しなきゃいけない。
勉強しなきゃいけない。
寝なきゃいけない。
あげだしたらキリがありません。
まだまだあります。
年相応にしなきゃいけない。
男らしくしなきゃいけない。
期待に応えなきゃいけない。
しなきゃいけないと思って生きるとあまりいいことがありません。
やらなきゃいけないことをするのはつらい。がまんしてすることになります。がまんしてやらなきゃいけないことをすると、困りません。困っても、それは仕方がないとあきらめてするからです。
そうすると、昨日書いた困らん奴ほど困った奴はいない奴になってしまいます。
また、がまんしてすると、したことの報酬が欲しくなります。報酬が思ったとおりないと、腹が立つ。あるいは、やらなきゃいけないことをせずにいる人にめちゃくちゃ腹が立つ。嫌いになる。
そもそも、何回か書きましたが、
世の中は幻です。やらなきゃいけないと思っていることもまた幻です。
イミテーションゲームという映画があります。
ドイツ軍の暗号を暗号解読機を使って解読することに成功した数学者をえがいた映画です。この暗号解読機はコンピュータの原型になりました。
ところが、この数学者は戦後、逮捕されます。ホモだったからです。当時の英国ではホモは犯罪だったのです。今や、マツコデラックスは人気者だし、ホモであることを公にした人がアメリカの大統領選挙に立候補しています。
やらなきゃいけないとされていることは時代とともにかわります。だから、そのことにしばられる必要はない。自分で選べばいい。
一方で今を生きている以上、逃げることのできないやらなきゃいけないこともあります。たとえその場合も、そのことをやりたいと自分をで選べばいい。
そうすると、やらなきゃいけないことはやりたいことにかわります。
やらなければいけないことをやりたいことにするには、なぜそれをやらなければいけないのか、その目的を考えます。目的がわかって実現したいと思うと、もっとよくしたいとか、楽にしたいとか、自分なりの欲も出てきます。
なんだかんだいっても、最終的に自分のやることはすべてやりたいことにする。自分で選んだと思う。選んだ責任はつらぬく。
すると、幻は真実になり、仕事も人生も意味のあるゆたかなものにかわります。映画マトリックスのネオのように。
必ず学べることはある
学んだことは次の人にわたす
Everything is beautiful, nothing hurt