キムライフ・キムライブ

もらったものは次の人に渡す。日常での気づき、過去の出会い・経験、大好きな本や音楽などからもらったものがどこかの誰かにわたり、もし役に立てればうれしいです。

柔道日本代表発表。井上康生監督の男泣きに思う。

柔道日本代表が男子66キロ級をのぞき、発表されました。
 
今回は大激戦。ギリギリまで代表を決めず、実力だけでなく、本番で実力が発揮できるかという観点もいれて、それぞれの階級でたった一人を選ぶという厳しい選考となりました。
 
その発表で、井上康生監督がコメントをもとめられ、男泣き。
 

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この人はいい人だ、すごい人だと思いました。
 
普通なら、みなさんの期待にこたえてメダルをとりますとか、最高のメンバーになりましたとか、選ばれた人についてのコメントやこれからの決意を語るところです。
 
それが選ばれなかった人たちのことを思い、こらえきれない涙を流して
 
「…いまはギリギリで落ちた選手の顔しか思い浮かばないです」
「永山、橋本、海老沼、藤原、長澤、村尾、飯田、羽賀、影浦」
と落選した選手の名前をあげて、
「本当に彼ら全て、よくここまで戦ってくれたと思う。彼らの思いも背負った上で、責任を持って戦わないといけない」
と決意をコメント。感動しました。
こんなリーダーと一緒に仕事したいなぁと思いました。
最近、思うようになりましたが、
 
勝つ人がいれば負ける人は必ずいる。光があれば影がある。清いところがあればにごっているところがある。
しかも、光があたる場所にくらべて影はながい。
そんな影のことに気持ちがいくって、すばらしいと思うし、全体がみえる人だなぁと思います。
しかも、一人ずつ名前をあげたことで、井上監督がいかに一人ひとりに心をくばっているかがつたわってきました。
人の名前を一人一人あげられる、人の名前をしっかり覚えることができる、それは人に対するやさしさがもっともあらわれるポイントだと思います。
自分は人の名前をおぼえるのが苦手です。自分の人に対するやさしさが足りないなぁといつも思います。
勝ち負けが決まったときに、勝った人ではなく、まず負けた人のことを思えるような人になりたい。
勝ったときには、負ける人のおかげで勝つ人になれたと思える人になりたい。
そう思います。
必ず学べることはある。
学んだことは次の人にわたす。
Everything is beautiful, nothing hurt