キムライフ・キムライブ

もらったものは次の人に渡す。日常での気づき、過去の出会い・経験、大好きな本や音楽などからもらったものがどこかの誰かにわたり、もし役に立てればうれしいです。

会社に自律神経をつくる

各プロセスをつなげたら、アウトプットと同時に情報もつなげます。この情報のつながりは人の自律神経にあたります。
 

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トヨタのカンバンは有名ですが、モノと一緒に情報も必要なときに必要なだけ知らせる優れたツール、自律神経です。
 
企画や営業などプロセスがみえない仕事で情報をつなぐのは、コミュニケーション。
 
情報をつなぐコミュニケーションの主な手段は報告とミーティングです。
 
ミーティングというとムダなことという印象があります。たしかに、ただ集まって、結論を出すことなく終わってしまう会議はムダですが、
 
目的にあわせて必要な会議を正しくすることで集団のプロセスの中に自律神経をつくることができます。
 
インテル社の社長のアンディグローブさんの「ハイアウトプットマネジメント」という本には、ミーティングの重要性と正しいやり方がとても具体的に書いてあって参考になります。
 
その本によれば、
 
ミーティングには目的によって、プロセス中心と使命中心の二種類のミーティングがあります。
 
今日はプロセス中心のミーティングの話。
 
プロセス中心のミーティングの目的は、情報を共有したり、プロセスの節目で必要となる決めごとを決めたり確認することです。
 
情報共有のミーティングでは、共有するべき情報が、必要なだけ必要な時に共有され、どんな情報が異常かがはっきりしていて、異常については、現場で何が起きているのかがわかることがとても大事です。
 
リクルートの創業者である江副さんの話がとても印象に残っています。
 
営業部署が売上実績を会議で説明したときのこと、その部署は資料に書かれた売上実績の表をていねいに読み上げて説明しました。
 
「3月の〇〇の売上は〇〇で、前年に比べ105%、計画に対し3%下回りました」
 
すると、江副さんは、
 
「そんなことは見たらわかる。何があったのかを説明しろ」
 
そう言われた部署が説明できないとすごく怒ったそうです。逆に、違う部署が、
 
「3月、重要顧客から受注をとれました。営業マンが奥様に奥様の好きなカニをおうちまで持って行ったのがきっかけで、奥様が応援してくれました」
 
と報告すると、「とてもおもしろい」とそのことをくわしく聞いて、その事例をヒントに新しい販促策ができないかと議論したといいます。
 
必要でない情報まで報告されている、必要な情報がはっきりしていない、異常値がわからない、情報を読みあげるだけの説明といった会議は結構ありますが、そういう会議は確かにムダだなと思います。
 
会議の内容、タイミングを適切に設定して、かつ、そこで出席するメンバーがきちんと発言できるようになったとき、会社の中に自律神経が生まれます。
 
必ず学べることはある
学んだことは次の人にわたす
Everything is beautiful, nothing hurt