キムライフ・キムライブ

もらったものは次の人に渡す。日常での気づき、過去のトヨタでの出会い・経験、大好きな本や音楽などからもらったものがどこかの誰かにわたり、もし役に立てればうれしいです。

会社の大脳をつくる

自律的に動く器官をつくり、それをつなげ、自律神経をつくったら、あとは
 
会社の大脳をつくる。
 

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自律神経からあがってきた異常に対して、大脳にあたる器官が適切に判断できなければ、変化に対応することができません。
 
大脳がなければ動物のように、生きるために必要なこと、同じことの繰り返ししかできず、進歩や進化することもできません。
 
小さなオーナー企業であれば、大脳の役割はトップですが、規模が大きくなると、大脳の役割をはたす組織やしくみが必要になります。
 
組織は会社の情報が集まる経理や人事部署がその役割を担うことが多いですが、情報が集まるといっても人やお金の情報中心なので、その組織がすべてを決めることはできません。
 
意思決定をするミーティングをつくる必要があります。
 
昨日とりあげたプロセス中心のミーティングではなく、意思決定を行うための使命中心のミーティングです。
 
自律的に動くしくみでは対応できないことがおきたときどうするか?世の中の変化に対応する、あるいは先取りするためにどうするか?を決めることがこのミーティングの目的になります。
 
ふたたび、昨日紹介した「ハイアウトプットマネジメント」という本によれば、
 
このミーティングで大事なことは3つ。
 
ひとつめは、自由に討議すること。
 
できるだけいろんな情報や意見をださなければ、いい意思決定はできません。
 
しかし、前にヨーロッパと日本の会議の違いを書きましたが、
 
日本人は人と違うことをおそれ空気を読んで発言しない傾向がつよいので、みんなが自由に発言できる雰囲気づくりはとても大事です。
 
そのためには、参加人数をしぼること、偉い人が最初に発言しないこと、だまってる人の発言をうながすことなど、司会者が会議をしっかり運営しないといけません。
 
ふたつめは、かならず決めること。
 
この会議の目的は意思決定ですから、ただひたすら自由に議論して、結論をださないまま終わっては意味がありません。
 
意見が出つくしたと思ったら、論点をまとめて意思決定を思い切ってする。そして、
 
みっつめが決まった決定には、みんなしたがうこと。
 
会議での決定は合意、約束です。会議中、賛成も反対もせず、発言しなかったとしても、それは合意です。いったん決まってから実は……ということはしばしばありますが、絶対にダメです。
 
前にも書いたとおり、会議は真剣勝負。究極の妥協をつくらなければいけません。
 
必ず学べることはある
学んだことは次の人にわたす
Everything is beautiful, nothing hurt