昨日の続きです。
生物学者の福岡伸一さんが生命とは何かを書いた本です。人のお腹は体の外側だとか(口から肛門までつながる管なので、体の外側になります)、人の体は食べたものでできているとか、半年に一回入れ替わっているとか、記憶は今のものだとか、目ウロコの話がいっぱい続きます。
命とは変わり続けること。変わり続けることで平衡、バランスをとっているのが命。変わることが止まることが死。
動きつづけ、かわりつづけることが生きることというだという考え方がすごくかっこいいなと思いました。
6. イチロー「インタビューズ」
打てない自分が嫌になって吐いたりメンタルになりかけたことがある。好きでやっている野球。打席に立つときは最高の気持ちで立ちたい。そのために唯一大切なことは「積み重なる」こと。
マイルスデイビスは最も好きなミュージシャンの一人。ほとんどのアルバムを持っています。彼ほど新しい音楽を生み出し、かつ、ミュージシャンを育てた人はいません。ヨーロッパにいた時に、英語の勉強のために自叙伝を英語で読みました。
前にもご紹介しましたが、
30代から新しいものを自分で生み出すことはできなかった。でも、自分にはこれからの音楽がどうなっていくかはわかった。あとは、それを演奏できる若者を集めて、一緒に演奏すること。すると、その時何かが生まれた。
このやり方はその後仕事で新しいことにチャレンジする時に常に心がけていることです。
8. 岡本太郎「自分の中に毒をもて」
迷った時には、必ず自分が嫌だと感じる方を選ぶ。なぜなら、嫌でないことを選べず迷うということは、嫌なことが自分の本当にやりたいことだからだ。
迷った時に嫌だと感じることが本当に自分がやりたいことというのは、目うろこでした。自分の本当の気持ちに忠実に生き続けた岡本太郎さんはすごい人だと思います。
自分にはとてもできないことですが、少なくとも常に嫌だと思うことを勇気を持って選べる自分を目指したいなと思います。
必ず学べることはある
学んだことは次の人にわたす
Everything is beautiful, nothing hurt