キムライフ・キムライブ

もらったものは次の人に渡す。日常での気づき、過去のトヨタでの出会い・経験、大好きな本や音楽などからもらったものがどこかの誰かにわたり、もし役に立てればうれしいです。

実践に学ぶ

いろんなビジネス本を読みましたが、やはり
 
実践した人本人が書かれた本はおもしろい。
 
なぜなら、頭で分析しただけでなく、実践に裏付けられているので、
 
説得力と腹落ち感が違う。
 
どうも、実際にやってない人が分析して書いた本はちょっとキレイすぎる気がします。それに物事はやってみないとわからない。実践した人の本には

いつも驚きがある
 
そして、どんな事業も始まりがあって、その始まりは誰にでも始められること。だから、
 
勇気もくれる。
 
今日はそんな本です。
 

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1. エリック・リース「リーンスタートアップ
 
新事業を企画しなければいけない時に出会った本です。新しい事業をどうやって成功させるか?そのプロセスをトヨタ生産方式を参考にして、実践を通じて体系化しています。モノづくりのトヨタ生産方式ベンチャーは正反対に感じますが、成功させるプロセスにムダをなくすために、トヨタ生産方式のアプローチはすごく参考になったそうです。
 
ゴールを決めたら、計画を立てるより、仮説を立てて実行してみる。そして、検証によって学ぶ。その繰り返しの先に成功はある。
 
仮説のない「とにかくやってみよう」、現地現物のない「分析による停滞」におちいらないこと。
 
先が見えない時代に前に進むための進み方だと思います。

 

リーン・スタートアップ

リーン・スタートアップ

 

 

2. アンディ・S・グローブ「ハイアウトプットマネジメント」
 
インテルの創業者アンディグローブの本です。インテルの経営がなぜ成功したのか?その内容がマニュアルかと思えるほど、具体的でとても勉強になります。
 
朝食工場の例えを使いながら、ミーティングの種類とやり方、計画の立て方、組織、人事考課、教育など、普通のマネジメントの本には書いていないような実際の仕事でとても大切なことがとてもていねいに書かれています。
 
実践した人でないと、絶対書けない本です。
3. フィル・ナイト「シュードッグ」
 
ナイキの創業者、フィルナイトの自叙伝です。
 
創業者のフィルナイトはもともとはオニツカタイガーの輸入代理店で事業をスタートしたこと。軌道に乗りかけたとき、オニツカタイガーに直販に切り替えられて、仕方なくナイキを始めたこと。ナイキのマーク、スウォッシュは友達に格安でつくってもらったこと。とにかくスポーツと靴が好きなこと。
 
今のナイキは、ビジネスの先端事例として語られることが多いですが、スポーツと靴が大好きで、その瞬間瞬間をがんばり続けてきた結果であることが知れて、読んだときはなんだか元気が出ました。

 

SHOE DOG(シュードッグ)

SHOE DOG(シュードッグ)

 

 

マクドナルド創業者のレイクロックの本、アマゾンは自叙伝ではありませんが、アマゾンの本もオススメです。
 
レイクロックがマクドナルドを始めたのは50代、アマゾンのスタートはドアをテーブルにして、入ってくる注文をみんなで郵送することから始まりました。
 
 
今年読みました。トヨタのことは知っていると思い込んでいたからです。そして、当たり前のことのように感じていたからです。ところか、読んでみて驚きました。
 
トヨタ生産方式には豊田佐吉さんの自働化豊田喜一郎さのジャストインタイムが背骨のように貫かれていること。
 
後工程が必要な分だけつくるというやり方がいかに革命的だったか。
 
だから、自分の力が及ぶ範囲内でまずは実験的に始めたこと。権限が大きくなるのにあわせて拡げたこと。結果、トヨタの内部で「かんばん」を使ったトヨタ生産方式を全社的なものにするのに10年以上かかったこと。
 
知ってるようで何にも知らなかったなと思いました。トヨタもまた、始まりはベンチャー企業だったことがとてもよくわかる本です。

 

トヨタ生産方式――脱規模の経営をめざして

トヨタ生産方式――脱規模の経営をめざして

  • 作者:大野 耐一
  • 発売日: 1978/05/01
  • メディア: 単行本
 

 

そして、何事も今の状態を知るだけでは本当のことはわからない。今に至る様々な苦労、出来事をのりこえた今を理解しないといけないなと思います。
 
必ず学べることはある
学んだことは次の人にわたす
Everything is beautiful, nothing hurt